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信ちゃんが２人にご迷惑おかけした
お詫びとして、家まで送ることにした
信ちゃんは後部座席でヤスに介抱されながら
完全に寝ちゃってるみたい
だから助手席には大倉さん
車内がとってもお酒臭い
「窓開けますね〜」
大「え〜寒い」
「酒臭いんだもん！」
安「ごめんな〜」
「タクシーの運転手ってすごいな〜」
毎日のように酔っ払い乗せるんだもんね、
恐れ入ります...タクシーの運転手さんがた
安「なぁ〜Aちゃん？」
「はい」
安「...名古屋行くんやろ？」
「え？なんで知ってるの？」
安「村上くんが言うてたから〜」
「そっか...」
大「も〜、それでこの人こんなんなったんやで？」
「どういうこと？」
大「Aちゃんも、大概信ちゃんの気持ち分かってへんのやな〜」
安「ヤケ酒...ってことやな」
「...信ちゃんが？」
安「『寝坊のしすぎで遅刻魔や』とか『味噌カツの食いすぎでぶっくぶくに太る』とか....... なんやったっけ？ケータイがどうたらこうたらって」
大「『す〜ぐ名古屋の男に引っかかって乗り換えんねん！俺はケータイか！』って、Aちゃんのこと散々に言うてたんやけど...」
安「結局はな〜...」
大「『誰が俺の飯用意すんねん』『チーが寂しがるやろ！』って...自分が寂しいんやろ、それ(笑)ってな」
安「そんで、アホみたいに飲んでこれや〜」
大倉さんもヤスも呆れて苦笑い
大「ほんと不器用な人やわ〜、」
なんかすっごい複雑な感情です！
「あの、ほんとに申し訳ないです！」
安「なんで謝るん？お仕事は頑張らな！」
大「信ちゃんも応援してくれてるんやろ？」
「...それはそうなんですけど...。転勤って聞いてますよね？」
大「うん」
「...実は転勤じゃなくて、長期出張だったんです。」
安「え？」
「...いや、あの２ヶ月ほど」
大「え？じゃあ、その遠距離恋愛的なのとはちゃうんや？」
「はい。...２ヶ月したらまた東京勤めです」
安「うわ〜、よかったんか悪かったんか(笑)」
大「よかったやろ、離れ離れって分けちゃうんやし。」
「...信ちゃんに言ったら怒られそうだな〜」
安「怒らへんよ〜」
「『なんでちゃんと確認せ〜へんのや！アホ！』って絶対言われる．．．」
大「それは言ってみてからのお楽しみやな」
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みすず(プロフ) - 小説読みました！よかったです！こんな恋してみたいと思いました！ (2014年8月13日 0時) (
レス) id: 17137fbb61 (このIDを非表示/違反報告)
未雛 - この小説全部読んでます！毎日更新楽しみにしてます♪( ´▽｀)頑張って下さい！ (2014年8月6日 12時) (レス) id: b04f9ae022 (このIDを非表示/違反報告)
べーぬ(プロフ) - 見てて凄い泣きそうになりました｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ ……家族が居たので堪えましたが…。 本当にいつも楽しませて頂いてます。ものっすごい応援してます！ (2014年7月20日 21時) (レス) id: 994edce495 (このIDを非表示/違反報告)
キキ - かっこいい！こういう人がいたらいいですね！！ (2014年4月28日 18時) (レス) id: ee67cb47d5 (このIDを非表示/違反報告)
かぽ - 続きが楽しみです(^_^)v 更新頑張ってください！ (2014年4月21日 12時) (レス) id: 96dee71c81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lin.K | 作成日時：2014年3月19日 1時
