五条悟の代は愉快過ぎる！【呪術廻戦】

｢合同訓練｣ ページ16

七海side


今日は2年生との合同訓練だった。忙しそうに慌ただしくしていた2年生もやっと落ち着いたらしく、この場に姿を見せていた。

特級3名との練習はとても有難い。ただ1つ言わせて欲しい。

七海｢訓練中にイチャイチャするのやめて持ってもいいですか、五条さん｣
五条｢あっれ、彼女居ないからって嫉妬？そういう男は嫌われちゃうぞ✩｣
七海｢ぶん殴りますよ｣

思わず口に出た言葉はしょうがないと思っています。はい。

夏油｢正直悟の方がモテなさそうだよね｣
家入｢アレだよ、見た目でモテていざ付き合ったら1ヵ月でフラれるタイプのモテ男｣
貴方｢逆にナナミンは見た目でも惹かれて付き合ってからもデキる男だからフラれないタイプ｣
五条｢ねぇそれグサッとくるからやめてA。彼氏傷付いてるよ｣
貴方｢ごめんごめん｣

……あのバックハグの体勢は辞めるつもり無いのか。

灰原｢相変わら楽しそうだね！先輩達も七海も！｣
七海｢あの方々は兎も角、私は楽しくなど…｣
灰原｢でも、七海の顔、先輩達と会うとちょっと軟らかくなるよ｣
七海｢！｣
灰原｢分かるよ。だって先輩達と居ると、楽しいもんね！…あの人たち見てると、明日も生きたいって思うんだよ｣

確かに、それはあるかも知れない。
あの人たちは強いから、ちょっと厳しい任務でも生きて帰って来れるだろう。

……でも、私は？私は、帰って来れるのか？

あの楽しそうな笑顔を見ると、明日も生きたいって思えるような気もする。
死んだらあの顔が見れないと思うと、寂しくなる。

七海｢…はぁ、｣
灰原｢え、なんでため息！？｣
七海｢いえ、ただ…私の中であの人たちの存在がここまで大きいとは思わなくて…。｣
灰原｢自覚したんだ！｣
七海｢残念ながら。｣

遠くの方で休憩してる先輩達を見る。また五条さんが何かしたのか狗巻さんがキレてる。

賑やかで面倒くさい先輩を持った。けど、これが私の生きたいと思える希望になる。
もちろん、その希望の中には灰原もいるが。

七海｢少しふざけた所で、それほどのバチは当たりませんよね。｣

明日、灰原とイタズラしようと思う。

｢先輩達にちょっとイタズラする｣→←｢夜蛾せんせにイタズラ｣

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す