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2危機 入江正一side ページ5
「正一！桔梗が物凄い勢いで、ターゲットマーカーを壊して行くぞ！」
「獄寺くん！君の近くに桔梗がいる。」
「あぁ！微かだが、爆破が見えるぜ」
「頼んだよ！」
獄寺くん1人では厳しいか！
ここは柊さんに頼むしか！
「柊さん！獄寺くんの近くに、桔梗が来てるんだ！彼一人では危険だ！君も頼めるか？」
『分かりました！すぐ向かいます！』
綱吉くんはターゲットに向かう途中、生きていた鳥兜の足止めを食らっている！
現場が慌ただしくなってきた！
「ぐぁ！！」
耳の通信機から、獄寺くんの声が聞こえた。
「どうしたんだい！？」
「すまねぇ入江……」
くそっ!!柊さん！早く！
「正一！！」
スパナの声で、我に戻った。
「スパナ、残りのターゲットマーカー全てを打つんだ！」
「分かった！」
だが、それも無駄だった。
勢いが落ちぬまま、こちらに向かってくる。
「逃げるんだ！！」
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作者名：暁妃 | 作成日時：2019年9月21日 22時
