仲良し姉妹とクズぶりっ子は転生した！【ヒロアカ】 (ページ25)

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二十四話　あのときのかっちゃんを思いっきり抱きしめたい（願望）ページ25

今日は轟くん一緒に帰れないみたい

やることってなんだろう

…あ、猫

まてまて…
触らせて…

？「つーかてめぇらタバコやめろっつったろ！」

うわ、なに

声大きい…あ…

猫逃げちゃった

全くどんな子なの？
と思ったら

ドロ？ヘドロみたいなのがあった…いた？かな

危ないね

「いい個性の隠れミノ」

『どいて』

？「はっ！？」

ムグ、ドロドロしてる

……なんか微妙に臭い…

？「おまえっ…！」

「こいつもいい個性…！」

…で？なにするんだろう

まあいいやあなた臭いし【消し飛べ】

ッパン)

「………え？」
？「は…？」

…ああ、ドロだから関係ないのか
殺人にならなくてよかったよ

『じゃ』

「……はっそうはいくか！こんないい個性逃せるか…！」

？「ッグ！？」

「ほうらどうした？助けるには自分が犠牲になるしかないぞぉ！？」

………なんで？
意味がわからないな

？「こっんのぉ…！」(BOOM

爆発した
効かないと思うんだけど

「おっと、こいつもいい個性だ
もうコイツでいいや」

？「おおオオオオ！！」

あ、燃え移った

うわいつの間にか人いっぱいいるし
ヒーロー？っぽいのもいる…けど見てるだけか

「そこの子！早く避難しなさい！早く！」

ツンツン頭くん見殺しにしろって？

そんなこと勧めるなんてヒーローって大したことないね

？「うえ"っ」(BOOOM

あ、服が…燃えちゃう

早く対処しておこう

「バカヤロー！止まれ！止まれ！！」

あれ、誰か来た

私のこと見えてないのかな
必死で

おおやるね
目に入れて一瞬ひるませた

？「君が…助けを求める顔してた」

声、震えてる

この子ももう限界そう

…仕方ない
手伝うか

『【完全に吹き飛べ】』
？「デトロイトスマーシュ！……！？」

ドロドロヴィランは散らばった

マッチョの人は地味めの子の腕を掴んでいたから
私は落ちてきた捕まってた子を抱きしめた

というより向こうから来たから故意ではないけど

頭つんつんしてるのに意外と柔らかいな可愛い

よしそっと床において
人が来る前に退散しよう…と思っていたのに…

「君はなぜあの場にいて何もしなかった！」
「危ないだろう！」

『…………』

「あっこら君！」

あなた達には言われたくないと思いつつ
無視してスタスタと歩いた

少し離れたところまで行ったら突然腕を掴まれて

？「「待てや/待って…！」」

『………なに』