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カキィィィィンッ
剣と剣がぶつかり合い鋭い音が響く。
なんと、カイトは氷の魔法の使い手だった。
もちろん、氷の国なんぞない。
そうだな…カイトの魔法ではなく氷の妖精がカイトについているということだ。
多分、白の国から氷の妖精を目覚めさせる方法を盗んできたのだろう。
カイトは氷でできたするどい剣。
ひんやりしているはずなのに、カイトの手は赤くなっていない。
氷の妖精はかなり利口のようだ。
お父様の手下だからどんな奴が来るかと思ったらやっぱり、ヤバい奴だった。
でもこちらも負けていない。
さすが、武力の妖精と言っておこうか。
聖剣は丈夫でとても強そうで神秘の光を放っている。
だいぶ時間がたち、私はさすがに疲れてきた。
が、それに対してカイトは息切れのひとつもしない。
カイトはニコッと笑って
「その程度ですか？世界で二番目に強い、夢の国の姫様。たいしたもんでもないんですね？」
その挑発的な言葉にイラッときて私は再び聖剣を強く握る。
そしてまた戦い始めた。
が、やはり体力もなくなってきていて攻撃力もさがる。
私は足がふらつきながらもカイトの氷の剣から身を守った。
だが、やはり限界はあるものだ。
そんな都合よく強くなったり回復したりしない。
私は倒れそうになった、その隙にカイトが剣をふりおろそうとした瞬間
体がフワリと浮いた。
私はビックリして顔をあげると、そこには大人っぽくて漆黒の瞳をもつ…男の子がいた。
「やぁ、A久しぶりだね？僕のこと覚えてる？」
そうだ、この髪、この瞳、この感じは…
一回しか会ったことがなかった……
「キース……！？」
この優しい笑顔は紛れもなく……
黒の城の王子、キースだ。
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hit数555、評価５人、お気に入り2人！
ありがとうございます！
なんか、ちゃっかりお星様も3つ黄色く光っていてビックリしましたw
今後ともこの作品をよろしくお願いします。
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優美 - それと、この小説に誰落ちかありますか？あったら教えてください！ (2014年6月13日 21時) (
レス) id: 9fc0bbabf2 (このIDを非表示/違反報告)
優美 - あの、13話の最後らへんに、チトセが夢主ちゃんの彼女ってことになってますよ・・・ (2014年6月12日 21時) (レス) id: 9fc0bbabf2 (このIDを非表示/違反報告)
真っ赤な林檎ちゃん♪(プロフ) - よかったぁ〜♪続き楽しみにしてます (2014年5月11日 22時) (レス) id: 25f733c40b (このIDを非表示/違反報告)
ひーたん(プロフ) - アハハっありがとうございます！いやでも…まだ完結は大分先ですので安心(?)してください！ (2014年5月11日 22時) (レス) id: cc558a408a (このIDを非表示/違反報告)
真っ赤な林檎ちゃん♪(プロフ) - いつまてでも待ちます！てか、終わらないで〜（笑） (2014年5月11日 22時) (レス) id: 25f733c40b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひーたん | 作成日時：2014年3月22日 10時
