及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ34)

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え、コワイ

なんで睨むの傷つく

月｢泊まるのは勝手ですけど、兄ちゃんに変なこと言わないでくださいね
あとうるさかったら追い出すんで｣

月母｢こらっ！！蛍！！｣

そう言って月島弟は二階へ戻って行った

えー、俺もしかして嫌われてる…？

いや、もしかしなくても嫌われてる(確信)

明｢す、すみません、弟が…｣

月母｢あとで注意しとくからね！｣

貴｢あっ、いえいえ
今日練習試合だったし、疲れてるのにお邪魔しちゃって、こちらこそすみません｣

触らぬ神に祟りなし。

構わないでおこう…

と思ってた。

ある問題が起きるまでは。

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月母｢あら、雨かしら｣

明光んちのリビングでおもてなしをうけていると、月島母が雨の音に気がついた

もう1時すぎだ

明｢俺らもそろそろ寝ますか？｣

貴｢そうだなあ
明日も仕事だしな(笑)｣

明光が自室のドアを開けた

明｢え｣
貴｢え？｣

ドアを開けてフリーズする明光の横から顔を出して部屋を除く

貴｢どぅわ｣

水浸し。
雨漏りだ。

明｢母さん！なんか雨漏りしてんだけど！！！｣

月母｢え！？ほんとお？｣

トントンと軽やかに階段を登ってきた月島母が部屋を確認して

月母｢あら、ほんとだわ
ごめんなさい、今日はこの部屋使えないわね…
でも、他に寝るとこ…
あ！そうだわ！！｣

嫌な予感しかしねえ

月母｢蛍の部屋で3人とも寝ちゃいなさい
！
あの子の部屋ものが少ない分広いから！
ね！！｣

貴｢あ、いや、でも蛍くんに迷惑なんじゃ…｣

月母｢いいのよ！
及川くん烏養コーチの後輩なんでしょ！！
蛍も間接的にお世話になってるってことで！｣

ウン、そうだけど間接的すぎるッ！！

貴｢俺、今からでもホテr((月母｢蛍！あんたのとこで兄ちゃんと及川くん寝るから！
サッと片付けて！！｣あ｣

月｢は？｣

部屋から顔を出し、眉間にこれでもかってくらいシワを寄せて彼はその一言を発した。

ごめんよ、月島弟…