及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ33)

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３２件目ページ33

前回のあらすじ
プリンを食べられ家出

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貴｢は〜ぁ｣

どこいこーう

烏養さんは疲れてるだろーし…

祐輔さんは多分もう寝てんじゃねえか←

嶋田さんは…大人気ないって怒られそう

え？俺ってこんだけしか泊めてくれる頼りがあるところないの？

千早の家は遠いんだよなぁ

スマホの友達画面の中から家が近くて、あんまり気を遣わなくて済むような人を探す

ふと聞きなれた声がした気がして前を向いた

あ

あっ

貴｢あきてるっっ！！！！｣

我が後輩、月島明光くん

今でも時々遊ぶけど、明光の家近かったよな！(家は行ったことない)

明｢？なんか今声がしたよーな…｣

俺だよ！俺だよ明光！！

後ろから飛びつく

明｢うわっ！？！？｣

貴｢よお♡｣

明｢えっ、Aさん！！！｣

相変わらず背ェ高ぇなおい

貴｢久しぶりー、5年ぶり？｣

明｢2ヵ月ぶりです｣

お前と話すの、テンポ良くて好きだよ！笑

貴｢俺今家出中なんだけどさ、明光くんち一晩だけ泊めてくれないかな？｣

明｢えっ、家出？
全然いいですよ笑｣

すき(笑)

貴｢ありがとう頼れるのはお前だけだよ明光｣

明｢なんで家出したんですか？｣

貴｢あー、ちょっと弟と喧嘩してさぁ｣

先輩大人気なっ！とか思われたくないので、適当に濁す

嘘はついてない

明｢じゃ、俺もちょうど帰るとこだったし、行きましょ♪｣

貴｢まじ神だ｣

。

。

明｢ただいまー｣

貴｢おっじゃまっしまーす｣

月母｢あらあら、及川くんじゃない！
お久しぶり〜！！いつぶり？｣

貴｢高校の引退試合以来ですかね！
相変わらずお綺麗ですね｣

月母｢やっだわぁ！！もう！｣

貴｢今日寝るとこないので泊めてくださいお願いします。｣

月母｢もちろんいいわよぉ！
なんのお構いも出来ませんけど(笑)

蛍ー！ちょっとお布団持って降りてきて頂戴！！
けーい！！！！｣

月｢…はぁ｣

トントンと階段を降りてくる音が聞こえる

月｢友達泊めんのは勝手だけど、こっちに迷惑はk…｣

布団持っておりてきてくれて、目が合った

貴｢おっ、烏野の…｣

おっきくため息をついて二階にに上がっていく月島弟

貴｢まってまって！！
お前、明光の弟だったんだなあ！！！｣

月｢そうですけど、それが何か？｣

ジロリと視線をこちらに向けられる

え、コワイ