及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』 (ページ27)

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AM 7:10

まぁ、俺も寝坊するほど馬鹿じゃないさ

目覚まし2つセットしたし

及「え、兄ちゃん今日休みでしょ？
なんでこんな早く起きてんの？」

貴「失礼だなー
今日は頼まれごとしてんだよ！」

及「なーんだ、デートかと思ったのに！！
そろそろ結婚して親を安心させてあげたら～？笑」

貴「うるせぇよ！！ほっとけ！！」

失礼だなほんと！！バカにしやがって！！
うちの弟は可愛げってもんがない

風邪の時は素直だったのにな

あとちっちゃい時も

なんでこんなネジ曲がって成長したんだ

まぁ寝坊はしなかったけど、そろそろ準備して出ないと

10分弱かかるから、7時45分には出よう

私服を着て、財布と携帯を持つ

あとなんかいるっけ？
いや要らないな

まぁ時間なんてあっという間に過ぎるってもんで

もう40分過ぎていた

俺は家を出た

￣￣￣￣

￣￣

烏野総合運動公園

そこに着くと、赤いジャージの猫達がゾロゾロと居た

貴「乗れるかな...」

俺の車は全席倒さなかったら、ちと狭いが10人乗り

俺入れなかったら乗れる人数は9人

因みに座席配置は

〇〇〇
〇〇〇
〇〇
〇〇

である。

椅子倒したらめっちゃ広くなるスグレモノだ

とりあえず駐車場に車を止め、音駒の軍団のところまで歩いていく

あ、猫又監督

こっちを指さして和やかに笑っている

「「「コンチアース！！！」」」

貴「どうもー」

ニコッと笑い、挨拶

貴「どうも、ご無沙汰してます。猫又監督
あと、直井さんも」

頭を下げると目を細めて笑う監督と直井さん

猫「いやぁ、変わらないねAくんは」

直「その余裕そうな笑み！懐かしいなぁ
今日はよろしく！」

どこで懐かしんでんスか

人数を数えると丁度9人？かな

貴「じゃ、車案内しますんで」

車まで行き、乗ってもらう

「詰めろよー」
「俺1人で座るから」
「え！？研磨？！」
「だってクロうるさい...」
「じゃあお前ボッチだな」
「...いーよーだ！！イケメンの隣だし！」
「イケメンの隣に座ったからってクロがイケメンになれる訳じゃないから」
「ぶふぉwww」

あれ、俺てっきり直井さんとかが助手席来るんだと思ってた

選手かよ

てか、お前ら面白いな

お兄さん、大人ぶって笑わなかっただけで、この笑顔の裏は腹抱えて笑ってるから←

貴「じゃ、乗った？
出るぞ～」

「「「オネガイシャース！！」」」

烏野まで15分くらい