万事屋の坂田くんは狼少年を愛し過ぎている

７ 追 ページ8

銀「待てコノヤロォォォォォオオオッッ！！」

なぁ
みんな知ってる？

カラスは空飛ぶんだよ…


走って追いつけるのは超人しかいねぇよ


でも、アイツは俺らの狙ってるカラスだ
アイツのせいで俺は休めてねぇんだぞ！！


クソカラスッ！絶対逃がさねーからな(ｲﾗｲﾗ)

銀「Aはそっち回れ！！」

貴「ラジャッ！！」

俺は銀時とは逆に角を曲がった


そんで、カラスを追う

貴「あっ！向こうの道路に止まったぞ！」


急げ急げッ
捕まえる大チャンスだぞ！


ドンッ！


貴「いって…」


向こうばっか見てたら誰かにぶつかった
横に車もある…どっかで見たことあるような車


乗ろうとしてたのか



貴「悪い。大丈夫か？」

？「ん、あぁ、大丈夫だ。」

貴「それなら良かった！」


でけーよ嫌味かよ
銀時と同じくらいじゃねーか


？「お前こそボロボロだけど大丈夫なのか？」


貴「ん？あー、これ…
今カラス追ってて木とか路地とか抜けたからかな…」

って！
俺カラス追ってるんだった！

カラスは！？！？

さっきの道路にはいない

俺は視線を巡らせる

どこいったんだよ！！



？「カラス？」

お、発見

貴「悪いが、またいつか！！」




交差点のところにいる！
なんか食ってるから今なら…


貴「オラァァァ！！」


カラスが飛びそうだったから思わず俺は飛びついた

そして、掴んだ
おっしゃ！キタコレ！！


ゴンッ



鈍い音が響いた
頭が痛い

貴「うー…いってぇ…」

こんなんばっかじゃん…

そう思って顔を上げると銀髪パーマが頭を抑えていた

銀「いてー！」

貴「こっちも痛てぇよ！」

銀「気が合うな！！ﾄﾞﾔｯ」

貴「ドヤ顔うざい」

銀「」

貴「それより、カラス捕まえたし帰r」

パーーーッッ
プップーーーッ


うるっさ！
クラクションうるさっ！

そーいやここ交差点だったな…


？「警察でさァ」



車から顔だけを出して俺達に告げる
てか、その車…


？「そこの路上で座り込んでる2人組
こっちに来い」


うわー、さっきぶつかった奴だ
警察だったのかよォォ…


銀時に目をやると明らかに嫌そうな顔



貴「へーい…」


俺はカラスをしっかり持って、警察の所へ向かった

８ 説→←６ 疲

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