万事屋の坂田くんは狼少年を愛し過ぎている

６ 疲 ページ7

…なぁ、俺今日こっちに戻ってきたんだよ

つまり、すごくすごく疲れてるんだよね

けど、俺、今何してる？

貴「もー！
カラスいっぱいいすぎてわかんねぇよォォオ」

銀「かっわいいなーもー♡♡(まぁまぁ、早く見つけて貰ったお金で飯くおうぜ！)」

神「ハァハァまじヤバイかわアル。殺す気カ！♡♡(ヤッター！銀ちゃんわたし肉が食べたいアル！！)」

貴「いや、二人共本音と建前逆だし。」


も１回言おう

今日は春のくせに夏並みの暑さなのだ


貴「あ?ーづー…」

なんでこんな日に限って鳥探しだよ
上向いとかなきゃダメじゃん


まぁやるけどね！
俺、こう見えて責任感強いほうだからッ！


銀「それにしても、目印が目立たなすぎだよな」

貴「そだねー…」

目印というのは依頼人が言っているカラスの足に黒いリボンが付いているそうで


外れてるかもしれねぇし…

カラスの足って黒だよ？
なんで黒いリボンつけたの。アホか


神「銀ちゃーん、Aー！わたし、アッチ探してくるアル！！」

貴「あー、元気だなぁ
あついー辛いー！」

銀「そんなに辛いなら、俺がキスしてやr((貴「やる気出てきたー！絶対見つけるわカラス！」
まったまたぁ！照れちゃっ((ゴスッ))ぐフゥッ」


さぁ、銀時の脳天にカカト落としを食らわしたところで…

やるか！(爽)



って思って前向いたら
ハイ、眼鏡野郎を発見致しましたー

貴「新八ィィ！
お前も手伝えェェェェエエ！！！」

俺が叫ぶと新八は気づいたみたいだ

ってあれ？
あれ、ちょっとあれ！

新八の右でゴミ袋漁ってるやつ！
あれ

貴「カラス！！！
新八ィィイ！そのカラス！捕まえろ！！」

銀「カラスクソ野郎ォォォオオ！！」


いつの間にか起きてるし


新八もただ事ではない空気を察したのか、袋の中身をそこらに捨て、カラスに被せようとする


が、
逃げられた…

そして、バランス崩してゴミ捨て場にズドン！


貴「オイイイイ！！眼鏡ェェエエ！！」


クソッ
早く休みたいんだよ、こっちは！！









そこから、怒涛の追いかけっこが始まるのであった

７ 追→←５ 頼

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す