万事屋の坂田くんは狼少年を愛し過ぎている

３１ 変 ページ32

午後１時

沖田くんもちゃんと(？)仕事に戻り

俺はバイトも終わり、帰路についていた





が



女が3人ついてきた





貴「すいません
やめてもらっていいですか、お客さん？」

女1「えぇー？いやでーす♡」
女2、3「ネェー♡♡」


いやでーす♡じゃねぇよ

ネェー♡♡じゃねぇよ


アホか←


貴「俺、今から家帰るんですよねぇ〜」


さりげなく邪魔アピール！！
どうよ！？



女3「じゃあー！
私達も連れてってもらっちゃうー？！」

女123「「イェーーーイ！！！」」





コイツらアホかァァァァアア！！！



なにが『連れてってもらっちゃうー！？』だよ！


行かねぇよ！！

頭沸いてんのか





女1「っていうかぁ
私達奢るんでぇ〜」

女2「どっかにご飯とか食べに行きましょーよぉ
関係変えていきましょぉ？」



ウン、嫌だ

特にお前らとはただ飯でも絶対に嫌だ


貴「いや、俺、あんた達とは客と店員って関係以上の何者にもなりたくないですからぁ〜(ﾆｺｯ)」←


女1「やだぁ〜！もぅ、ひどぉい！
激おこぷんぷん丸ですよぉ！」


うるせぇ
もう若干古いわ！


コイツらまじめんどくせえ
こうなったら、奥の手だろ



貴「…えっと、実は


俺、彼女いるんで、そういうのやめて下さい
誤解されると困るんで！」


女123「「「え」」」




フリーズした
今の内に逃げましょーかね


と思ったら思っきし腕を引かれた

貴「う、わっ！」


いてぇなコノヤロー




？「ワタシというものがありながら、誰と付き合ってるアルかァァアア！！」

貴「え！？神楽ッ！」

神「浮気アルか！？この女共誰アルか！？」



そう言って俺の肩をすごい勢いで揺らす



貴「おい、ちょっと落ち着けって…」


ぐわんぐわんするだろーが！


神「Aの彼女って誰ネ！？
ワタシだヨネ！？そうダヨネ！？！？」


貴「おーちーつーけっ！」

ビシッ

神「いて！」


神楽の脳天にチョップを食らわす

そして、呆然と立ち尽くす女共に声をかける


貴「申し訳ないけど、今日は帰ってもらってもいいですかねェ
またの御来店を(ﾆｺｯ)」


女123「は、はい///」


とりあえず、明日
ストーカー行為をすんなって釘を刺しとくべきか


貴「よし、神楽
帰ろうぜ」


神「…帰ったらちゃんと説明してヨネ！！」


貴「ハイハイ」


神「ハイは一回アル！！」


貴「…ハイ」



じゃあ、説明しに万事屋に帰ろう

っていっても説明することなんてとくになくね？

あぁ、これ、めんどい感じのヤツだ…

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