万事屋の坂田くんは狼少年を愛し過ぎている (ページ17)

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１６子ページ17

俺と銀時は、店先に張り出してあるバイトのチラシを見ながら町を練り歩いていた

？「みゃっ」

貴「あ？」

銀「うぐっ」

貴「いでっ」

足に何か当たったと思い、止まると後ろをついてきていた銀時ともぶつかった

その衝撃で足下でドテッと音がした

ヤバイぞ
これは面倒なフラグが立ってる気がする

足下に視線を下げる

う、子供か…

？「うっ、うわぁぁぁぁぁん！！」

貴「なっ」

銀「え」

？「いだぁぁぁぁぁい！！」

貴「えっ」

うろたえるな！！
俺はその子供を抱き上げた

貴「ごめんな？
兄ちゃん達、ちょっと前見てなくてなぁ

びっくりさせちまったなー

えっと、痛いところどこか言えるか？(ﾆｺｯ)」

とりあえずにこやかに笑って良い顔しとけばなんとかなる！！
って先生に教わった(・´ー･｀)どやぁ

？「うッ、ヒック」

貴「よしよし」

銀「えーっと？名前は？」

美咲「ヒック
美咲っていうのッ」

貴「お母さんときた？お父さんときた？」

美咲「お母ｯさん」

落ち着け落ち着け
しゃくり上げてんぞ

銀「お母さんかー
探す？」

貴「…いいけど」

銀「美咲ちゃん？
俺らがお母さん見つけてやるからなー」

美咲「うｯん、ありがｯとう！」

貴「そうと決まれば、銀時。
お前美咲を肩車しろよ」

銀「え、Aやればいいんじゃね」

は？

貴「…お前の方が身長高ぇだろうが」ﾎﾞｿｯ

銀「…あ、なるhブッフォwwwwww」

貴「(イラッ)

なに吹き出してんだよ！！
くっそ苛つく！！
いっぺん死ね！！」

銀「いやァw
ごめんごめんww」

貴「あ゛？」

銀「マジサーセンッシタァァァァ！！！」←90°の礼

貴「早くしろボケ」

銀「ｳｨｯｽ

じゃ、肩車すっから、上から母ちゃん見つけろよ？」

美咲「うん！」

美咲の母さん探しながらバイトも探そう