万事屋の坂田くんは狼少年を愛し過ぎている (ページ15)

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一応言っとくが、俺は起きるのが遅いわけではない。

むしろ早い方だとも思う

ただ、早く起きた後に寝てしまうのは人間の性というやつだろう

新「おはようございまーす！
銀さーん、神楽ちゃーん、Aさーん

まだ寝てるんですか？」

俺は昨日、ソファーで寝た

銀時と同じ寝床はどこかしら不安だったし、神楽(女)と狭い押し入れの中で寝るなんて以てのほか

新「！！、Aさん…
寝てるんですか？」

貴「…」

新「おきてくださーい！！もう9時ですよ！」

貴「んー」

新「Aさん、見かけによらず意外と起きるの遅いんですね」

貴「いや、新八くん。
アレだよ？俺は起きてたからね？」

新「いや、寝てましたよ完璧に」

貴「6時には起きてたし！
でも眠いし、ご飯も出来てないから寝たの！」

新「ご飯くらい自分で作ったらいいんじゃないんですかね…」

貴「ごもっとも」

銀「いや駄目だよ、ぱっつぁん

Aを台所に立たせたら台所爆発しちゃうから」

貴「そうだぞー
俺に料理を求めちゃ痛い目見るぞ」

新「胸張って言えることですかソレ…」

だってな、
料理ばかりは俺にも何がどーなって爆発物を生み出すのか全然わかんないんだもん

逆に神がかってるよ
天才だよ、俺

貴「もーいーの！飯！！食べたい！」

新「じゃあササッと作っちゃいますね」

貴「新八すげぇ！」

新「え、へへ/////
いや、それほどでも/////」

銀「新八くーん？
なにデレデレしてんだよ俺のAが可愛いからって鼻の下伸ばし過ぎじゃね？

どっかのお巡りさんの真似したゴリラみてーな顔になってんぞ、アァ？」

新「ぎゃぁぁぁぁ
1番嫌だァァァァア！！！」

貴「よーし、銀時
歯ァ食いしばりやがれコノヤロー」

銀「スァッサンシタァァァ！！」

神(爆睡)