及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』V

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そして昼



烏野は朝一試合目の生川高校との試合でセットとった以降負けっぱなし



昼休憩を挟んでからまた始まる



んだけど




貴「違うって！
足横に揃えたら体後ろに下がっちゃうって言ってんだろ！？」

リ「無意識に揃っちゃうんですよ！！」

貴「だから意識的に揃えないようにしろって言ってんだろーがァ！！！」





昼休憩にレシーブ教えてくださいっ！と言ってきたリエーフ…


抜けがけのつもりかもしれないけど、まあ俺は勝負の勝敗にどちらにも味方してないからいい







貴「リエーフ！！
ボールとらえる面が雑すぎ！」

リ「うっ」




なんか体育館の近くの少しひらけた広場みたいなところでやってて



その周りに数人ギャラリーが集まる




貴「手首だけで取りに行こうとするから上手く返せねぇの！腕振んな！」

リ「うぅっ」

貴「足止まってんぞ、サボんな！」

リ「うﾞ」




黒「夜久と同じくらい厳しいなw」

夜「そうか？優しいだろ」

山本「え」

夜「え」



いやね、最初は…おれだってね
優しく教えようかなと思ったけど…


なんか夜久の気持ち分かる




厳しくしたくなっちゃうわ、これは




貴「だからァ！雑！！！
もっと丁寧に一本一本上げんの！！」

リ「うう、やってますっ！！」

貴「出来てねぇんだよッ！！」

リ「ふぐぅっ」

貴「腕突き出すな！」



リエーフがバタンと倒れる


熱中症でとかじゃなくて



リ「ちょっとキューケー！！！」




らしいです






貴「ぅおい」





まだ15分くらいしかやってないけど！？



まぁ、俺は別にいーですけども！！！！





日「ア！！リエーフ教えて貰ってたの！？」





日向がやってきた


谷地さんと




谷地さんはカゴの中にフタのついてないボトルを入れて、それを持っているので大方マネの仕事でも手伝っていたのだろうか




日「イイなぁ！！俺もやりたかった！！」


貴「リエーフバテたから今度は日向に教えよっか？」


日「え、良いんですか！？
ヤッター！！！」


リ「オレ、マダバテテマセン！！！」



ガバァッと起き上がるリエーフ




その時事件は起こった





いきなり起き上がった巨体に驚いた谷地さんが黒尾のタオルを踏み、バランスを崩した




谷「！？！？」


黒「エ」



バランスを崩した谷地さんを黒尾がキャッチしたまでは良かったんだけど

その谷地さんが持っていたボトルの入ったカゴが俺の方へ飛んできた



貴「え」





((ﾊﾞｼｬｧﾝｯ))

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