及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』IV

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黒「Aさん…」


貴「…ゴメン☆」


黒「まさか狙った！？
木兎の頭をじゃがいもで狙うだけじゃ飽き足りず俺を…！？」


貴「今その話関係ねえだろ！！
どっちもわざとじゃねえし！！
てかじゃがいもに関しては飛ばそうとさえ思ってねえし！！！」


黒「怖！！
何が怖いって、ボールよりじゃがいもの方が早くて威力があったのが怖い！」


貴「お前今それ関係ねえっつってんだろ！？」


黒「いやぁ、まさかAさんのスパイクがコートにも入らずしかも弱いなんて思わなかったわー」


貴「はい？！
聞き捨てならんな、ミスったっつってんだろ！
お前マジで試合覚悟してろよ？！」


黒「いやーどんなスパイクが来るのか楽しみですなぁ。木兎さん」


兎「ふっはっは、じゃがいもより速いのでしょうかねえ黒尾さん！！！」




何キャラだよ




貴「…後で後悔させてやるからな」





許さん



そして、試合が始まる






･




ｰｰ山本sideｰｰ



研磨と福永を誘って(無理やり引き摺って)体育館へAさん率いる1年チームと3年チームが試合をやると聞き付けて見に来た




コートの中にAさんがいる

ホントにいる



山本「うわあ、本当にやるんだな！」

孤「…よくやるよね
練習の後なのに…
俺は無理」

山本「えー！俺も風呂にさえ入ってなかったらなあ！！
あ、でも3年チームならどっちみち入れねえか！」

孤「赤葦居るから入れるんじゃない」

福永((ﾟｰﾟ)(｡_｡)ｳﾝｳﾝ)

山本「えー！なら残っとけばよかったァ！
今日に限って自主練早く切り上げちゃったからなあ！！！クソー！！！」

孤「…ちょっと耳元で叫ばないで
うるさいから。」




そんな会話をしていると、猫又監督と直井コーチが通りがかる



猫又「なんだなんだ？
面白いことしてるな」

直井「うわー、ホントだ！
Aが試合してるとこ久しぶりに見るなー」



あ、そういえばコーチはAさんの先輩になるわけか

学校違うけど



山本「Aさんってやっぱりレシーブ上手いんスか！？」


直井「ん？ああ、俺が知ってる人の中では一番上手いな…！
まあ現役の時はだけど。」

猫又「そうだなぁ、もし怪我してなかったら日本代表は確実だったと思うな」





…怪我？


あーそういえば怪我で日本代表候補辞退したって言ってたっけ





ていうか監督にそこまで言わせるAさんって…




猫又「Aがあの時の実力のままだったら…面白いものが見れるぞ？
よく見ておきなさい」

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