及『俺の兄ちゃんについてどう思うか意見を求めたい。』IV

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貴「お疲れ様でした！
お先に失礼します！！」




午後7時半




今日は患者さんが少なかったため、書類整理系の座り仕事に余裕を持って取り組めた


そのため、持ち帰りがない



幸せなことだ



まあ若干いつもより上がるの遅れたけど






烏野はもうとっくに着いているため、急ぎ足で森然へ向かった




･




貴「お疲れ様です！」


もう全体の練習は終わっているが、自主的に練習している奴らはちらほらといる


でも8時前なのでそろそろみんなご飯を食べなければ食堂が閉まる時間だ



直井「おつかれ！
烏養ならあっちの体育館いるぞ」

貴「あざス！」



着替えていないが、まあ先に挨拶くらいしとこうと思って体育館へ急ぐ



？「あ、Aさんっ！！」



後ろから声をかけられた


振り向くと、菅原と澤村と東峰




貴「おお！久しぶりだなぁ！」


菅「お久しぶりですっ！」

澤「あれ、Aさんなんか痩せました？」


貴「え、そう？
運動続きだったからかもな…
今日どうだった？」


澤「………明日こそは…！」



負けたか←



貴「もう練習終わってる？」

澤「烏野は丁度今、そろそろやめとくかって話になって終わったところです
食堂8時すぎくらいに閉まるって聞いたし」

貴「烏養さんまだ体育館いる？」

旭「あ、はい！多分！」


貴「ありがとーう」



体育館へ行こうとすると、




菅「Aさん！
あの、夜使っていい空き部屋とかって…知りませんか？」



え、空き部屋？




貴「んー、森然のほかの部活の合宿中の奴も見かけるし、よく分かんないけど…
なんかすんの？」


澤「勉強しようかなって…
多分部屋じゃ…」



そうか、みんな雑魚寝だもんネ


一二年いたら集中出来ないだろうし、一二年も三年が勉強してたら気を遣うよな



貴「んじゃ、俺の部屋使っていいよ
烏野の雑魚寝部屋よりは集中できるだろうし、まあまあ広いし」


澤「え！？それはさすがに悪いです！」


貴「いいよ、別に
勉強もわかんない所あったら、教えられるしな(俺が分かれば)！」




澤村と菅原がすこし戸惑って目を見合わせてから、互いに頷き


じゃあお願いします、と言った





ということは東峰はいいのか






貴「じゃー、俺烏養さんとこ行ってくるから、風呂上がったら俺の部屋な！」


澤/菅「「ハイッ！あザスッ！」」







軽く手を振って別れた

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