私はお姉ちゃんじゃないです!!【衣更真緒】

☆19☆ ページ20

Aside



ｼｵﾘ「ねぇ、なんか騒がしくない？」




『何が？』




ｼｵﾘ「何処が、でしょ。廊下。」




『そっすね。……えっと、どれどれ?』




栞が言う、廊を 廊下を見て私はぎょっとする。





あ、因みに今は放課後。




栞と変える準備中だった。





『ひ、ひょれぁ!?』





「うわ、何だよ!?急に叫ぶなって!?」




ｼｵﾘ「A？どしたの……って…い、衣更真緒!?」





『は、はえ、あ、え、うん？』





「おい、落ち着けって。」






『何で普通科の校舎にいるんです!?え!?』





「だから、落ち着けって…。」






ｼｵﾘ「( Д ) ﾟ ﾟ｣






『し、栞ぃぃぃぃ!?』






「いや、落ち着けって………。」






ｼﾞｮｼ「え、衣更くん!?やば、かっこいい!!」






ﾀﾞﾝｼ「流石、アイドルだよな�・。」






ｼｵﾘ「A。」






『ん、ん？』






ｼｵﾘ「バイバイ☆」






『え!?』




ﾊﾞﾋﾞｭｰﾝｯって栞はバックを持ち走り去っていった。







「あの子、足早いのな。」






『は、はい…？あの、何故此処に…？』





「あー、あ。相談事っつーか、アポ取りって言うか？｣






『え、えー？』





「まぁ、いろいろあるから。一緒に帰ろうぜ？」






ｼﾞｮｼ「えー!?Aいいなぁ!?」





ﾀﾞﾝｼ「あとで感想聞かせろよ�・？」





男子が感想って言った!?






「んじゃ行こーぜ？」





『え、あ、待って!!くだ!!さい!!』





「はは、ゆっくりでいーよ。」






『う。』




また私は…







貴方の優しさに…








甘えてしまいます。








貴方が好きなのは…








お姉ちゃんのはずなのに…。









わかってるはずなのに








期待してしまうんです。








貴方が私に








『優しくなんかするから…。』









私は、お姉ちゃんじゃないです…。

☆20☆→←☆18☆

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す