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剣持side
幸いAさんはこの前僕の家に鍵を忘れていたからその鍵で家に入った
途中コンビニでヨーグルトやゼリーなどを買った
部屋に入るとベッドで苦しそうにしているAさんがいた
汗だくになっているの見て、首を触るとすごくあつかった
剣持「あつ、、」
僕は汗を拭いてからコンビニでかった冷えピタをはろうと思い、タオルをとりにいった。
Aさんはよく自炊をするが、シンクは水の一滴もなく冷蔵庫にも何もなかった
とりあえず部屋に戻るとAさんが起きていた
剣持「起きました?」
そう言うとAさんは僕をじーっと見て、そのあとにっこり笑った
剣持「?」
「刀也さん、」
どきっとした。Aさんはいつと剣持さんなのにいきなり下の名前を呼ぶものだから
剣持「どうしました」
僕は汗を拭きながら聞いた
「刀也さんの手、冷たくて気持ちいい」ごほ
まるで夢を見ているかのような目に僕は寝ぼけているんだと気がついた
風邪のAさんはいつもよりはるかに子供っぽくなりつい甘やかしたくなる
手をAさんの頬につけるとすりすりしてくる
剣持「ふふ笑そんなにいいですか?」
「うん、、」
剣持「少しこうしておきましょうか」
少しの間おでこに僕の手をのっけていて
剣持「お水飲めますか?」
「うん、、飲める。」
僕はペットボトルのキャップを開けて渡す
Aさんは手に持って口に運ぶがうまく飲めずたくさん溢れる
剣持「あぁあぁ、、」
「いいよ、そのままで」ごほ
剣持「よくないですよ、全然飲めてないじゃないですか」
僕はどうやって飲ませれるか考えたが、僕がその時考えれたのは一つしかなかった
剣持「口、開けれますか」
「あ、」
風邪のせいもあり口を開けても小さいがその顔さえ僕をそそる。
剣持「少し苦しいけど我慢してください」
僕は水を口に含み、はやめにAさんの口につけた
「ん、、」
剣持「んっ、」
僕の中にある水をAさんの口に入れるのはなかなか難しくて少しこぼれたがなんとか飲み込むことができた
「つめたい、、」
剣持「よかったです」
その後薬も同じやり方でやった
剣持「薬は少し苦いですね」
「苦いね」
Aさんの目はとろんと眠そうになっていた
剣持「寝てもいいですよ」
「帰らな、、で」
僕の手を恋人掴みにして、涙目の目でそう訴えるAさんに
剣持「帰らないよ、ずっといますよ」
以外の言葉は出るはずがなかった
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ひなり(プロフ) - わかりました!!コメントありがとうございます (9月8日 0時) (レス) id: 847ade8522 (このIDを非表示/違反報告)
ひなり(プロフ) - ありがとあございます!!!なおします!! (9月6日 23時) (レス) id: 847ade8522 (このIDを非表示/違反報告)
yit高梨アヤメ@新垢(プロフ) - 失礼します、オリ.フラ立っちゃってますよ〜💦 (8月23日 15時) (レス) id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひなり | 作成日時:2023年4月9日 21時