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？「Aーー！こっち！」
笑顔で私の手をひいて歩く男性。
満面の笑みで、その綺麗な瞳に私を写している。
あなたは、誰なの？
「....ん..」
目の前に広がる真っ白な壁。
おしゃれなシャンデリアがぶらさがっている。
天井か、、、。
身体に感じる感触は柔らかくて。
体をゆっくりと起こし
あたりを見回すと
「ここ、どこ...？」
知らない場所ということだけしか把握できない。
見知らぬ部屋のベッドで寝かせられていて
何がどうしてこうなったのか
よく思い出せない。
さっきのは、ただの夢か、、。
なんだか、無性に涙が出てくる。
？「あ、起きました？？」
え、誰？
「...ぁ...え」
パーカー姿の彼はとてもカッコいい方で。
？「あ、僕はジョングクと言います。よろしくお願いします。」
「あ...どうも。」
JK「体、痛くないですか？」
そう言われ、
ちょっと動かしてみると
「...いて..。足がちょっと...。」
JK「...あぁ..本当にごめんなさい！」
「え、えと...あの、何がですか？」
なんで、謝ってるんだろう、、？
JK「え、、覚えてないんですか？」
「...は、はい。」
あーそうですか..と何かを悩み始めたジョングクさん。
JK「..本当に申し訳ないんですけど、昨日僕はあなたを轢いてしまいました。救急車呼ぼうと思ったのですが、仕事上のことで、僕を優先してしまいました。ごめんなさい！」
「あぁ.....なる、、ほど..。」
JK「..あなたのお名前は？」
「..あ、私は....何だっけ？...あ、れ？」
JK「......」
思い出せない。
ジョングクさんがすごく心配そうに見つめている。
えっと、何だっけ、、。
[？『Aーー！こっち！』]
脳裏に浮かんだ
夢で見た会話。
これは、私の名前かな？
「A...です。」
JK「Aさん！良い名前ですね。」
ニコニコしながら話す彼は
かっこよくて
どこか可愛らしくて。
JK「年齢聞いてもいいですか？」
「...あ、24です。」
JK「おお！同い年！僕もです。じゃあ敬語はなしで！」
「あ、了解です。」
JK「...あ、あのさ、僕たち、どっかで会った？？」
「.....え？」
私の記憶には、ジョングクはいない。
初対面だと思う。
でも
さっき名前を思い出せなかった。
だから、ジョングクの言っている事故で
私の記憶が無くなっているかもしれない。
JK「見たことあるような気がするんだよね、、。」
まじまじと私を見つめるジョングク。
カッコよすぎるて。
続く
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作者名：Shana | 作成日時：2022年5月11日 21時
