忘れもの [BTS(JK)] (ページ1)

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「え、、なんで？」

TH「ごめん。俺には、Aを幸せに出来る自信がない。」

「一生、一緒にいようって約束したじゃん？」

TH「ごめん。」

さっきからごめん、ごめん、、て。

今までの愛情はなんだったの？

かけてくれた言葉も

思いでの品物も記憶も

捨てろって言われても

無理なんだよ。

「....っ！..テヒョンがそんな奴だったなんて。」

そう言い残して、

とっくに陽の落ちた真っ暗の闇の中を

がむしゃらに走り抜けた。

そして

ふと、左の方に目をやると

明るい光が。

だんだんと、近づいてくる。

私を導いてくれてるのかな？

そのまま立ち止まり

眺めていると

ドンッと

鈍い音をたてながら

私の体が宙を舞った。

あれ？

光じゃないのか。

そうだよね。

光は触れないもん。

じゃあ、なに？

ーﾊﾞﾀﾝ

？「あぁーどうしよ！ねぇ、大丈夫？お姉さんっ！ねぇ！...っ！？..」

焦るような男性の声を聞きながら

私は意識を手放した。