친구와. ページ9
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『じょんぐがぁぁ、たすけて…』
「……はぁ、どうしてお前って昔から変な奴に好かれるんだ…」
僕の目の前で酒を煽りながら大きなため息をつくイケメン。
大学からの僕の親友、チョン・ジョングク。
テヒョン先生から逃げた後、僕は一人で抱えきれそうにない問題とこれからを考えて痛くなる頭に耐えきれず、泣きながらグクに電話した。
待ち合わせ場所の居酒屋で、顔を合わせた途端に泣きながら抱きつく僕を見て、何となく何かが起きてることは察してくれたらしく。
とりあえず注文を済ませてから今回の事件について聞いたグクは、酷く遠い目をしていた。
『僕だって好きで絡まれてるんじゃない。』
「分かってるよ、それは分かってるけど…はぁ、」
半泣き状態でマッコリを飲む僕への視線が痛い。
メソメソする僕にグクはまた大きく息を吐いてから、「まぁ、」と口を開いた。
「何かあったらいつでも俺のこと呼んでいいから。」
ぽん、と大きくて骨ばった手が頭に乗る。
そのまま、ちょっとだけ雑に撫でられた。
ずっと昔から変わらない、グクの不器用な慰め方。
『うぅぅ…じょんぐがぁぁっ！』
「うわっ、急に抱きつくなよ！」
『愛してる…』
「……鳥肌立ったじゃん。」
『酷い。』
ふん、グクの馬鹿。って言いながらわざと頬を膨らませる。
子供みたいな僕に呆れた顔を向けるグクを目にして、ついポツリと呟いた。
『グクが友達で良かったや、ほんとに。』
グクが目を見開く。
ひとつ、瞬きをしてから口を開いたグクの表情は何というか、今まで一度も見たことのないものだった。
「＿＿＿＿＿俺は、お前のこと、」
「あれ、Aくん？」
突然僕の名前を呼ぶ少しハスキーな低い声。
聞き覚えのあるその声音に、ゆっくり振り返ると、
「ふふ、偶然だね。」
艶のある瞳で笑う、テヒョン先生がそこにいた。
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狐うどん(元稲荷)(プロフ) - もうほんと…wakaさんの書く小説好きすぎる… (2022年12月17日 7時) (
レス) id: 161e002670 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - ゆさん» 奪い合い私も大好きなんです…ㅎㅎ これからも奪い合ってもらう予定なので！！楽しんでいただけると！ (2022年6月27日 9時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - mikittyさん» ようやく更新出来ましたㅠㅠ ありがとうございます！ (2022年6月27日 9時) (レス) id: e247cabc05 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 奪い合い最高です🥳 (2022年6月27日 2時) (レス) @page11 id: 64fd1b300f (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新お疲れ様です！！ (2022年6月26日 23時) (レス) @page11 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：waka
| 作成日時：2022年5月8日 0時
