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＿＿＿彼女は優しい言葉を掛けて欲しかったわけではない。かと言って、厳しい言葉を掛けて欲しかったわけでもない。
彼女が求めていたモノは＿誰もが欲しいと思うような立場だ。今思えばどうして気づかなかったのだろうかと自分を悔やむ。
＿自分という存在を認めて欲しかった。
ただそれだけである。
劣等生、そう呼ばれてから彼女は自分の立場が徐々に消え去っていると思い始める。時には不安や焦りに我を失う時もあった。
劣等生と呼ばれていても、せめて自分立場＿つまり存在価値を守りたかった。けれども、どうしたら自分の存在価値を守れるか＿その時の彼女には他人に認めてもらう、それしかなかった。
そう思った彼女は高校に入ってから自分の存在価値を認めてもらおうとした。どんなに辛い仕事でも難しい仕事でもめげずに何でもやった。作業は苦手だとしても他人には頼らない。
＿全部一人でやるからこそに意味がある。
誰かの手を借りたくてもその言葉が浮かび上がる。だから誰にも頼れなかった。
『そんなの＿＿私が一番分かってる。』
これから先、アイドルを支えるプロデューサーとして過去に囚われてはいけない。存在価値を守るために仕事をしていてはいけない。
そう分かっていたのだ。
前に進まなきゃ、と。
前に進む勇気が出ない。怖い、幻滅されたらどうしよう、そんな負の感情ばかり。
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"もう、分からないよ"
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あませ(プロフ) - ほたるさん» コメントありがとうございます。徐々に重くなっていく話ですが、最後まで書ききれるようにします。更新ペースが遅くならないように頑張ります！ (2020年3月2日 18時) (
レス) id: eaae7a7c94 (このIDを非表示/違反報告)
ほたる(プロフ) - めちゃめちゃ好きな話です！続きが楽しみすぎます！！ (2020年3月2日 17時) (レス) id: 101ac6905b (このIDを非表示/違反報告)
あませ(プロフ) - 瀬永ゆうさん» コメントありがとうございます。それなですｯｯ！月永くんって本当に可愛いですよね( > < )お身体のお気遣いありがとうございます。これからも頑張っていこうと思います！ (2020年2月15日 12時) (レス) id: eaae7a7c94 (このIDを非表示/違反報告)
瀬永ゆう(プロフ) - レオぴ好きだ...可愛いかよッッ！お身体にも気をつけて頑張ってくださいね！応援しています(*´ω`*) (2020年2月15日 9時) (レス) id: 4117ae44bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あませ | 作成日時：2020年2月13日 18時
