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元に戻るためにどうすればいいかを考えるより、この状況となった今、二人だけの約束を決めた。
購買に行くより、こちらの事情の方が大事なのは誰だって分かる事。
まぁ、細かく決めるのは互いに嫌だと言う事で、かなり簡潔に決めたが問題はないと思う。
まず一つ目は、互いの身体に関する事。これは言うまでもないが、何があろうと
まぁ、紳士的で純粋な月永くんがそんな事をしないと信じたいけど、好奇心で色々とやらかしてしまいそうで怖い。そんな私の心境を悟ったのか、無表情(私の顔)でこう言ったのだ。
『何を心配してんのかは知らないけど、おれはちゃんと約束を守るぞ。逆におれは、おまえが好奇心で触ってしまうのではと怖くて仕方がないな。』
前半部分はかっこよかった。月永くんの事を何も知らなかったら絶対に惚れてたわ。
だが、後半部分はどうだろうか。
まるで月永くんは、私の事を全く信じていないような発言。いくら好奇心旺盛な私でも、ちゃんとしていい事とダメな事くらい分かっとるわあほ。
二つ目は、人と関わる時に関する事。月永くんの身体になった私はともかく、私の身体になった月永くんにとってはかなり重要。プロデューサーである私は、勿論色々な人と関わる機会が多い。
果たして月永くんは、プロデューサーとしての仕事をやり遂げる事ができるのだろうかと不安になる。確かに彼はやる時はちゃんとやる人だ。
だが、普段からの行動を思い返してみれば、プロデュース中に私の姿で作曲をしてしまうのではないかと思ってしまうのだ。
やはり、私は顔に出ているのだろう。
これに関しても、月永くんが言った。
『あぁ〜....それに関してはかなり難しいな。確かにおれはやる時はちゃんとやる男だ。だがな、必ず湧いてくる物がある。それは言わなくても分かるよな？それが湧いているのに、それを紙に書き留められないのは正直耐えきれない。』
「せめて、努力はする的な事を言ってくれれば嬉しかったんですが。」
『じゃあ、おまえは？おれの姿になって、おれらしく振る舞う事はできるか？傑作な曲を紙に書けるか？まぁ、おまえには無理だなっ！わははは！！！』
私の姿で騒ぎ始めないでくれぇ....。
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あませ(プロフ) - まえむさん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただき、とても嬉しく思います。冬休みに入り、更新できる時間が前より増えたので、これからも皆さんのご期待に答えられるような作品作りをしていきたいなと思います。 (2019年12月26日 0時) (
レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
まえむ - すごく面白いです！更新待ってます！ (2019年12月25日 0時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
あませ(プロフ) - まえむさん» コメントありがとうございます。一気に読んでしまうとは....とても嬉しいです。更新は少し遅くなってきていますが、しっかりと更新していきたいと思います。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
あませ(プロフ) - しいたけさん» コメントありがとうございます。最高という有り難きお言葉、とても嬉しく思います。ボチボチとですが、皆さまが楽しめるような小説作りに励んでいきたいと思います。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
まえむ - 面白すぎて一気に読んでしまいました。更新頑張ってください！！！ (2019年12月13日 22時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あませ | 作成日時：2019年8月29日 15時
