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『何故だ....何故お子ちゃま感丸出しの月永くんに勝てないんだよ....。』
「おれがお子ちゃまだと？許さん。」
『嘘だからって....あ、待て待て。今、思いっきり蹴ったよね！？痛いんだけど！？』
「あー、もう一回蹴ってやろうか？なんか嬉しそうに笑ってるし。」
『月永くんよ、絶対に疲れているだろう。早くお家に帰って休もうか。』
体調管理重要ー。
フードコートに向かっているけど、ここは引き返して大人しくお家に帰ってもらった方が絶対にいいはずだよね？？そんで君の愛するルカたんに看病してもらいや。
「別に疲れてないし。そんな事より、何奢ってもらおうかなぁ〜。」
『君には遠慮というものがないのかな。買い物に来たけど、そんなに金持ってないわ。』
「おまえに遠慮なんて必要なしだな！」
『おいこら。』
遠慮大事ゼッタイ。
もうあそこのハンバーガーでも奢っとこ。安くて美味しいハンバーガーならきっと月永くんも許してくれるよね？？
許さなかったら自分で買ってくれ。
「....はぁ。」
『ちょっ、なんでため息ついた。』
「いや、お前馬鹿だなぁっと改めて感じただけだから気にすんな。」
『めっちゃ気になり案件。』
そんな私の言葉をスルーして、月永くんハンバーガーが売っている店に向かう。
レジに行っているから、商品の注文をしているんだろうな。.....ん？
『え、ちょ、月永くん？？』
「おまえ、どうせ金ないんだろ？これは、おれからの奢り。」
『いやいやいや。私が負けちゃったんだから私が払わないといけないでしょ！？』
「耳元で叫ぶなっ！てか、元々おまえに奢られる気なんてなかったし。」
「女に払わせるのは、おれのプライドが許さないんだよっ！」と言う月永くんだが、この前の帰りに奢らせようとしたのは誰ですか。
なんて、過去の事を振り返っても意味がないし、既にお金を払ってしまっているので、そこは大人しく彼に奢られていましょうか。
『プライベートの月永くんってなんか優しいような気がするもなくない。』
「だって、何処で誰がおれの事を見てるか分かんないだろ？」
....あー、なる。
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あませ(プロフ) - まえむさん» コメントありがとうございます。面白いと言っていただき、とても嬉しく思います。冬休みに入り、更新できる時間が前より増えたので、これからも皆さんのご期待に答えられるような作品作りをしていきたいなと思います。 (2019年12月26日 0時) (
レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
まえむ - すごく面白いです！更新待ってます！ (2019年12月25日 0時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
あませ(プロフ) - まえむさん» コメントありがとうございます。一気に読んでしまうとは....とても嬉しいです。更新は少し遅くなってきていますが、しっかりと更新していきたいと思います。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
あませ(プロフ) - しいたけさん» コメントありがとうございます。最高という有り難きお言葉、とても嬉しく思います。ボチボチとですが、皆さまが楽しめるような小説作りに励んでいきたいと思います。 (2019年12月14日 1時) (レス) id: 51005a7257 (このIDを非表示/違反報告)
まえむ - 面白すぎて一気に読んでしまいました。更新頑張ってください！！！ (2019年12月13日 22時) (レス) id: 572cac2bfb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あませ | 作成日時：2019年8月29日 15時
