人気者のあの子は実は…【歌い手×探偵チームKZ】

転校生 ページ4

彩 side
朝、学校に着くと教室が騒がしかった。……まさか、あの黒い飛ぶアレが3体ぐらいまとめて出たとか？いや、そんなわけ。
不思議に思いながら、席に着くと早速マリン(佐田 真理子です。彩の友達)が話しかけてきた。


「おい、聞いたか？転校生が来るんだってよ。」

「それだけで騒いでるの？」


転校生が来るだけで騒ぐとか。小学生かよ←


「それが、めっちゃ美少女らしいぞ！」


そうなんだって返そうとした時、先生が入ってきた。


「知ってる人が多いらしいけど、今日は転校生がいるので朝読書の時間を使って紹介します。
じゃあ、入ってきて。」


そう言われて入って来たのは、すごい可愛い子だった。綺麗じゃなくて、可愛い。


「初めまして、皆さんおはようございます。菖蒲 Aです。よろしくお願いします。」


菖蒲さんかぁ。


「じゃあ、質問タイムにしましょう。なにか質問ある人ー？」


「彼氏いますかー？」 『残念ながらいません！』

「好きなスポーツは？」『運動は壊滅的なので、聞かないで…』

「じゃあ、好きな教科は？」『勉強は全部得意です』

「好きな曲は？」『最近は…まふまふさんの曼珠沙華にハマってます！』

「家、どの辺ですかー？」『え、ストーカーですかー？』

「はい、そういうわけで菖蒲さんがクラスメイトになるので仲良くしましょう！
席は一番後ろの所だから。じゃあ、授業の準備をしてください」


菖蒲さん、人気者になりそう。明るいし、面白いし、可愛いし…

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