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浮き足たつ気持ちで鏡の間に向かうと、なにやら騒がしい事に気づく
『なんだろ....あっ』
そこには何故かイグニハイド寮に繋がる鏡の前で腕をくんで立っているヴィル・シェーンハイトがいた
『い、行きにくい.....』
周りを見ると私と同じ境遇のイグニハイド寮生が何人もいる事に気づく
すると、一人のイグニハイド寮生が勇気を出し、鏡に向かって走り出した
ヴィルはその人をチラッと見ただけで特になにもしなかった
『(な、なんだ....何もされないのなら私も行こう)』
フードを深く被りなおし、鏡に向かって歩きだす
『.......え？』
だが、あともう少しという所で誰かに腕を掴まれる
反射で掴んでいる人を見ると、そこには薄い笑みを浮かべたヴィル・シェーンハイトがいた
「やっと見つけたわ、あなたはこっちよ」
そう言われながらポムフィオーレの鏡の中に連れていかれる
***
『あ、あの.....』
「ちょっと静かにしてて頂戴、メイクがずれるでしょ」
『ヒィッ、すみません.....』
あの後ヴィルの部屋に連れてこられたAは何故か彼からメイクを受けている
彼女の心のなかは大荒れだ
それもそのはず、いきなり拉致された上に知らない人からメイクをされているのだ
誰だって驚くに決まっている
「......まぁ、こんな感じかしらね」
メイクが終わったのか、彼から手鏡を渡される
『え”....だ、誰？』
鏡を見るとそこには可憐な少女がいた
Aは思わず自分の顔を触る、それに伴って鏡の少女も動く
『嘘......わ、私？』
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イヴ(プロフ) - あいうえおさん» 呼び方お揃い可愛いw (2020年9月24日 17時) (
レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - イヴさん» オルトくんと呼び方お揃いだった〜みたいにしたかったのですが紛らわしいですよね、すみません！暖かいコメントもありがとうございます！ (2020年9月24日 17時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - クリオネちゃんはオルトくんだった気が....面白いです！更新頑張ってええええ (2020年9月24日 15時) (レス) id: e486ddb9ac (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお(プロフ) - 星さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2020年9月23日 22時) (レス) id: be45d727d7 (このIDを非表示/違反報告)
星 - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年9月23日 17時) (レス) id: 43b4052d04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいうえお | 作成日時：2020年9月14日 23時
