秘密の多い雪女

彼女の家は2 江戸川乱歩side ページ9

日本茶があってラムネがあって。でも麦茶とかジュースがない。どーなってんの。
ま、ラムネがあるならいっか！←
『どーぞ。あ、なんか菓子とかいります？今羊羹と前クジで当たってでもよく分かんない…なんだっけ、ね○ね○ね○ねがありますけど…』

福「ほう…では羊羹をいただこう」
江「社長、なんでツッコまないの。なんでね○ね○ね○ねがあるの。てか当たったの？羨ましい」←
『分かりました』

八雲が菓子を取りに行った。そしたら鈴の音がしたから後ろを見たらラグドールって言う種類の猫と黒猫がいた。あ、社長の目がキラキラしてる((

福「猫…か…かわいいな」
『ふふふ、可愛いだろ？』
江「あ、ね○ね○ね○ね！食べる〜！」

やっぱりね○ね○ね○ねは美味しいね！と、そこで僕はずっと聞きたかったことを聞いた。
江「八雲ってさ、元ポートマフィア首領秘書なんでしょ？"太宰治"って知ってる？」

『…あぁ、知ってる。あの包帯無駄遣い装置のことだろ？俺はアイツに色々教えてもらったよ。例えば異能の使い方とか勉強？とか』

成る程ね…時々太宰が出す殺気と質問した時の八雲の一瞬の殺気…似ていると思ったらこう言う事だったんだねぇ…面白い。

ていうかさ…
江「社長、いつまで撫でてんの。てか餌付けしちゃってるじゃん」
福「いや、煮干しの場所を当てられたからな…」
流石猫だね。八雲も苦笑いしちゃってるよ。全くも〜

…あ、そろそろ帰ろっかな〜
江「社長、そろそろ帰ろうよ」
福「それもそうだな。では八雲、また一週間後に」
『あぁ、そうだな。じゃあ、また一週間後に…諭吉さん、乱歩さん』

江「じゃーねー、今度もラムネとね○ね○ね○ね買っといてね〜」
よし、これで心残りはないっ！←
でも…なんだか嫌な予感がする…さっき八雲の携帯番号とか見といてよかった！←いつの間に！

これで、少しはマシになるかな…

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