出会い:しばゆー ページ6
ポタリと落ちていく雫に、それがなんなのかなんて分かりもしなくて
ただただ暗い道をひたすらに歩いて
それが涙と分かった時にはもう遅くて
途端に天から降り注ぐ水に涙を隠した
さぁ、お別れの時間だよ
天は私に味方してくれやしなかった
長くて幸せな夢を見させてくれていただけなのだ
誰もいない海の底に沈んでいきたい
そっと立った命の縁には
誰も居やしなくて、
でも暗くはなくて、眩しかった。
光をたどっていくと、男の人がいた。
「どうしたの?こんな所で」
彼は優しく微笑んでくれた。
神様かと思った。笑顔が素敵だった。
世界は絶望に染まるでしょうね
そう天が囁けば、
彼は
僕が君のために幸福を探すよ
と私に笑いかけた。
曇り空に星を探すの。
君みたいな光を。
私にとっての一等星を。
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リオ(プロフ) - みいみいさん» コメントありがとうございます!均等になるように書いていますので、多くすることはできませんが、素敵なお話を届けられたらと思います。これからもよろしくお願いします!^^ (2018年7月7日 14時) (レス) id: 6e106121c9 (このIDを非表示/違反報告)
みいみい(プロフ) - りょうくんお願いします! (2018年7月7日 13時) (レス) id: 5fc0ec0192 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リオ | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Rionosukiyaki
作成日時:2018年7月3日 20時