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よんじゅうはち ページ11
そらるside
う「どうする？俺は此処に残るけど。」
そ「俺も残るよ。Aは志麻たちと帰って。」
「で、でも...。」
そ「大丈夫、志麻、任せたぞ。」
し「あぁ、わかった。」
さ「じゃあ俺らも帰ろ〜。」
ま「そうだね。」
と、病室に残った俺とうらた。
そ「うたらくんが残るとは思って無かったよ。」
う「俺からしたらそらるさんが残った事が不思議だけど？」
そ「まぁ、センラは大事な人だし、俺、一番年上じゃん？ちゃんと皆の事見てあげないとなっておもってさ。」
う「そっか。でもとりあえずAちゃん無傷でよかったよ、まぁセンラが怪我しちゃったけど。」
そ「ホントだよね、センラはよくやったよ。」
う「それに医者が言ってた、あの小さい子だったら命を落としてたかもって言ってた。センラは命に別状はないって。」
そ「うん、でも、ホント。自分の事を少しは気に掛けて欲しいよね。もしA守って死んじゃったらどうするんだよ。」
う「そうだね。..でもさ、実際問題、Aが轢かれそうになったら皆こうするよね。」
そ「確かにね、俺もこうするわ。自分は良いからAは助かって！って思うわ。」
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作者名：姫乃.。 | 作成日時：2018年1月4日 0時
