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鶴の四十九声*姫鶴一文字、二振り ページ50

姫鶴side



お土産も買って、帰路に着いた。
着いたんだけど…



麻里『一期大丈夫ー?』

一期『…貴方はこの顔色を見て大丈夫なんて言えますかな?』

麻里『言えないなw』

一期『万年彼女無し』ボソッ

麻里『オイコラ』




実は昨晩も盛り上がりました。
私が懲りずにお酒注いだもんなぁ。乗っかった一期が悪い。

あ、鶴は主と麻里様が飲ませませんでした。
主曰く「みっちゃんが麻里ちゃんに殺されそうだったからね!」と…
梅ソーダを飲んで桜出してました。




姫鶴「あ〜温泉も良かったしお酒も飲めた。最高の休暇だったね。」

姫鶴『はい。麻里様と稲瀬様に感謝ですね。』



鶴に話しかける。
…やっぱり鶴は正真正銘の姫鶴一文字だ。もう一振りの私が保証する。







何だか、私はもう要らないような気にもなる。







…でも、



姫鶴「光忠」

燭台切「ん?どうしたの、姫ちゃ」




ギュウッ

そんな音が出そうなぐらい、光忠に抱きついた。





燭台切「ちょっ、姫ちゃん!?//」

姫鶴「あー二日酔いかもしれないなぁーしんどいなぁー光忠、おんぶしてっ?」

燭台切「姫ちゃん後に残らないタイプでしょ!//」

姫鶴「…おんぶしないと光忠のこの大きな背中に吐く」

燭台切「それだけは止めて!!;;」



二日酔いなんて嘘。
…本当は、




燭台切「姫ちゃん……泣いてるの?」

姫鶴「…何で?泣いてないよ。」





少しだけ怖くなって、誰かに縋りたかった。
ちょっと人肌恋しくなったんだ。





燭台切「大丈夫。姫ちゃんには僕が…ううん、僕達がついてるよ。」

姫鶴「…泣いてないって言ってるでしょ?平気だから。」

燭台切「姫ちゃんいつも溜め込んじゃうから。
…好きな子が元気ないと、誰だって心配するよ?」





…やっぱり、光忠は伊達男だ。
恥ずかしくなって、顔を背中に押しつけた。






薬研「おぉ大将、今帰っ…!?!?」

稲瀬「みっちゃん強いよ薬研ニキ。ふぁいてぃん!」

薬研「」



姫鶴「鶴」

姫鶴『はい?どうかしましたか、姫』




姫鶴一文字、二振り


貴方は私、私は貴方




姫鶴「…これからもよろしくね。」

姫鶴『!!……はい!』






…それでいいんだ。



____

続編いきます

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はる - 何だろう、、わかるようでわからない、、、 こちらこそコメント返しありがとうございます。 (2016年10月8日 15時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - はるさん» 稲瀬「いやいや違うんだよ!別に私は胸が揉みたいわけじゃない!そこに胸があるから揉みに行くんだよ!」姫鶴「すみませんコイツ馬鹿なんです!!!」コメントありがとうございます! (2016年10月8日 13時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
はる - 稲瀬ちゃんだれもが羨みそうな胸あるんだから自分の揉めば良いのに、、、 (2016年10月8日 12時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:姫鶴一文字親衛隊一同 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuduki271/  
作成日時:2016年10月1日 19時

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