鶴の三十六声*今できること ページ37
麻里side
麻里『(-゛-メ)』
今私は猛烈にイライラしている。
時は、遡り__。
麻里『姫ちゃ〜ん!!』
姫鶴『はい。いかがなさいましたか?』
麻里『お使い頼んでもいい?』
姫鶴『私にですか?』
麻里『うん。誰つれてってもいいから〜』
姫鶴『わかりました。何を買ってくればいいのですか?』
麻里『筆と、墨。後は、短刀達のお菓子買ってきてくれない?』
姫鶴『なら、短刀達といったほうがいいですね。五虎退?五虎退ー!!』
五虎退『はい。呼びましたか、姫鶴姉様』
姫鶴『私とお使いに行きませんか?』
五虎退『行きます!!』
姫鶴『では、行きましょうか』
五虎退『はい!!』
そんなほほえましい光景を今日の近侍の一期とみていたのは、三十分前_。
五虎退が一人で涙を流しながら本丸に駆け込んできたのは五分前_。
泣いている五虎退をあやしながら、姫ちゃんたちのことを聞いたのは一分前_。
皆がそれを聞いて出陣準備をしたのはついさっき_。
麻里『稲瀬ちゃんのところの姫ちゃんも連れ去られたの?』
五虎退『はい。あの…すみません!僕が、弱いせいで…』
麻里『いいや、五虎退は悪くないよ。悪いのは、全部姫ちゃんたちをさらった馬鹿どもだし。それに、原点は姫ちゃんにお使いなんて頼んだ私だしよ…』
一期『悔やんでもしかたがありません。私共はとっととその馬鹿どもに痛い目を見させるのです。』
麻里『口調なおそうぜ一期。ただそうだね…稲瀬ちゃんのところの姫ちゃんもつれられたんだったら、連絡しないと…((稲瀬「それはダイジョブ!!」おぉ…なぜいる』
稲瀬「話は全て聞かせてもらった!!うちんところも行く気まんまんだからさ」
麻里『いやなぜいる稲瀬坊』
一期『あまりのショックでおかしな呼び名を付けてますぞ主殿』
稲瀬「ハハw姫ちゃんがいつになっても帰ってこなくて私が万屋に行ったら麻里ちゃんのところのごこちゃんが走ってたから急いで本丸戻って本丸をつないだのさ」
薬研「五虎退!そりゃ、本当なのかよ。姫鶴が…」
麻里『ごめんよ薬研。五虎退も焦っている。それに、大の男が複数ってことは、さすがに怖いはずだ。わかってくれないか?』
薬研「あ、あぁ…わるかったな、五虎退。少し、焦ってた。」
五虎退『いえ、大丈夫、です…』
稲瀬「まぁ、起きたものは悔やんでもしょうがない。今私たちにできることは二人を助けることでしょ?さぁ、作戦会議の始まりだ!!」
皆「『おぅ!!!!』」
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はる - 何だろう、、わかるようでわからない、、、 こちらこそコメント返しありがとうございます。 (2016年10月8日 15時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)
ココアサイダー(プロフ) - はるさん» 稲瀬「いやいや違うんだよ!別に私は胸が揉みたいわけじゃない!そこに胸があるから揉みに行くんだよ!」姫鶴「すみませんコイツ馬鹿なんです!!!」コメントありがとうございます! (2016年10月8日 13時) (レス) id: abb1e24d8b (このIDを非表示/違反報告)
はる - 稲瀬ちゃんだれもが羨みそうな胸あるんだから自分の揉めば良いのに、、、 (2016年10月8日 12時) (レス) id: f942a4b8b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫鶴一文字親衛隊一同 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/koyuduki271/
作成日時:2016年10月1日 19時