14・美咲side3恋ってそういうもの ページ13
「………」
は?どういうことよ。真咲って…まさか、アイツのこと?なんで、その名前を知ってるの?
しかも、なんでそんな顔が赤いのよッ…
意味が解らない。私とすれ違って一目も私に向けなかった男なんて、一人もいなかったのに。
この男は、私を無視して過ぎていった。
しかも、真咲の名前を呼んで。
しかも、その男は私のヒトメボレした男でッ…
ゆ る せ な い
沸々と湧き上がる負の感情。
私より真咲の方がいいって言ってるの…!?
冗談じゃない!!!
いつも、いつもいつもいつも、私の一番欲しいものはさらっと持っていっちゃう真咲…。
いやだいやだ。もう、何も渡したくないのに!!!!
私は血がにじむほど手を握りしめる。
でも、それほどに、すれ違った瞬間、私がちらっと見たあの凛とした横顔から伝わってきたのは
眼中に入ってるのは、私のはずなのに、世界で真咲だけってこと。
そんな、そんなの_____
「許すわけ、ねぇだろッ……!!!!!」
私は、思わずそうつぶやいていた。
でも、悔しくて、一歩も動けなかった。
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鈴川アイカ(プロフ) - キャンディさん» ありがとうございます!続きが楽しみだなんて…嬉しいです!これからも頑張ります!! (2017年7月26日 22時) (レス) id: 174e377775 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - すごく面白かったです!つづきが楽しみです。更新ファイトです(^o^)/ (2017年7月26日 18時) (レス) id: 6cea5335de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ましゅ | 作成日時:2017年7月23日 19時