１・太陽のような彼女 ページ1
「やっだ、黒猫じゃない。邪魔よ。こんなところに立ってるなんて、おかしいんじゃないかしら？」
「ほんと、前髪も長いし、薄汚い。こんな子がうちの学園にいるなんて信じられないわ」
ドンッドン
通りすがりに私の事を散々に言いながら肩をぶつけて通り過ぎていく。
ついでに、キャハハハッという甲高い笑い声も添えて。
別に、何とも思わない。
だって、私は「この世界の誰にも好かれていない」のだから。
制服もだらしなく着て、前髪も鼻が隠れるほどまで伸ばし、長い腰まで伸びた髪の毛もそのままダランとおろしている。
そんなやつが、超お嬢様学校であるこの学園『峰華花学園』に通っていたらいじめられるに決まってる。
でも、私だってそんなバカじゃない。
きれいにしようと思えばみなりだってきれいにできる。
けど、そんな汚い身なりをしているのは綺麗にしていても意味がないからだ。
理由は＿＿＿＿
「きゃああっ、きたわ、霧国美咲様よ！」
きゃーきゃー黄色い声で喚く学校中の女子の視線の先には
「おはよう、皆さん」
この世のものか、というほどの絶世の美女が、太陽のようにまぶしいほどの微笑みを放っていたのだ。
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鈴川アイカ(プロフ) - キャンディさん» ありがとうございます！続きが楽しみだなんて…嬉しいです！これからも頑張ります！！ (2017年7月26日 22時) (
レス) id: 174e377775 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディ - すごく面白かったです！つづきが楽しみです。更新ファイトです(^o^)／ (2017年7月26日 18時) (レス) id: 6cea5335de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ましゅ | 作成日時：2017年7月23日 19時
