桃色君に可愛がられるだけの短編集

#10 ページ17

大変なことになった……

助けてください……


〜遡ること2時間前〜


『いってきまーす』

さとみくんにそう言って家を出たが


さとみくんは寝ています


まあおいといて、

今日は高校の同級生と同窓会があるのです！


ん？


さとみくんは大学で知り合ったよ！



あ、置き手紙はしてきたよ？

何も言わずに行くと後でお説教をくらうからねww


楽しかった同窓会も終わり……



そして今、家の前にいます

ｶﾞﾁｬ

『ただいま〜(小声)』

まだ寝てる？



と思っていた私がバカだった

〜そして今に至る〜

なんで助けてほしいかを言いますと


さとみくんに抱きつかれて(バックハグっていうのかな？)何があったか話してます


普通の女の子ならドキドキするでしょう

でも、それが……

ずっと耳元で囁いてきているんです


そして離してくれないし


さ「ねぇ、なんで言ってくれなかったの？」

『18:00からなのに17:30分に言われたから……』

さ「ふぅん」

『さとみくん、寝てたから起こすわけにいかないし……』

さ「起こしてもよかったのに」

『ご、ごめん』


そう、さっきからずっとこの調子

気のせいかさとみくんの声、少し震えてるんだよね



さ「ばか」



『…え？』


さ「そういうのもっと早く言ってよ…
心配、するんだからさ…！」

そういうさとみ君の瞳からは大粒の涙があふれていた

『んえ！？』

さ「今回はAのこと、許さないから」



うわああああ


さとみくん、これは完全に狼の目をしてるよぉ

チラッと逃げ場がないか見渡すと




そこには



ビールの缶が……！

あっ

終わった

酔った時のさとみくんはキス魔(設定)になるんだよなぁ

それで明日起きてもなぁんにも覚えてないのがタチ悪い

A今夜はさとみくんが寝るまで耐えます

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最近更新してなくてすみません

学校が始まり課題が増えて更新できてませんでした

また時間ができたら更新するので気長に待ってくれると嬉しいです！

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ありがとうございます！

ではまた次回！

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