第１３話 ページ14
とても苦しくて
こんな所に居たくない。
そんな気持ちが勝ってしまい
その場から逃げてしまった
後ろからは
彰人が叫ぶ声と
ニーゴのメンバーが戸惑っている声が耳に入った。
そして、冬弥が心配そうに
自分の名前を呼んでる声だけ
やけに頭に入って来た。
『(あぁ…やっぱりこうなった…)』
自分が存在しているだけで
他の誰かは傷つき
周りに迷惑をかけてしまう
それなら
やるべきことは一つだけ…。
誰も来ないような静かな場所で
いつも持っていた
「本来の目的とは違う目的」で使うカッターを取り出した
季節はずれな長袖をめくると
痣や切り傷が現れ
見た瞬間に苦笑いを浮かべた
生きているんだな。と
嫌気がさしているような気がして
家族からの虐待
中途半端な自分
迷惑をかけている仲間
もう、何もかも嫌になり
カッターの刃を出した。
『ここなら、誰にも見つからない。』
手首の血管に向けて
カッターを振りおろそうとしたその時
？「待て、A。」
腕を掴まれ、制止されたのだ
細いAの腕は簡単に止められ
一瞬、理解が出来なかった。
何故…誰もいない筈の所に
冬弥が居るのか
『冬…弥？なんでっ…ここに！』
冬「いやな予感がしたんだ。悪いとは思ったが、後をつけさせてもらった。」
『嘘でしょ…ねぇ、何で止めたの』
ここに居るべきではない存在だという事は分かっている
もう誰の負担にもなりたくない
道具として使われたくない
そう考えた末の行動だったのだ。
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サナ - 頑張れ！頑張れ！がんばれわんだほーい！すいません。ふざけました。更新楽しみにしてます！ (2023年1月26日 16時) (
レス) @page24 id: 18e9f46821 (このIDを非表示/違反報告)
月島風香(プロフ) - BakugoNisinoyaさん» ありがとうございます！投稿が遅くなってしまって申し訳ないです… (2022年1月6日 12時) (レス) id: c755b61774 (このIDを非表示/違反報告)
BakugoNisinoya(プロフ) - 続きめっちゃ気になります！！！がんばって下さい(●´ω｀●) (2022年1月6日 10時) (レス) @page22 id: 3f8355fc75 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - あぁぁぁぁすきぃぃぃぃぃぃぃ (2021年11月13日 7時) (レス) @page17 id: 168e926057 (このIDを非表示/違反報告)
凪＠水泡(プロフ) - しのののめええええなああああさん» そうですね…といっても、小説をPCで書き始めたのは１年半ちょっと前なので、年数的には少ないんです。…そう考えると、私ってどれだけ掛け持ちしてるんでしょうね。 (2021年9月6日 21時) (レス) id: ea32df6105 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凪＠水泡 | 作成日時：2021年7月12日 22時
