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十七 ページ17

「おはよう!ヒメカ!!」





「………………はよざいます」







 午後16時起床






 
 既に隊服に袖を通す煉獄の大声に起こされ、目を開けたまま布団のなかで動かないヒメカ

 嫌だ………起きたくないよぉ………まだ寝ていたぃぃいぃ









「起きろ!そろそろ準備をしなくてはならんぞ!」





「んぇー……なんでそんな元気なんですか」





 腕を煉獄に引っ張られ無理矢理起こされるため、仕方なく布団から出る。いや、引きずり出された、の間違いか



 少しはだけた浴衣を直して自分の隊服を探す







「君は相変わらず寝起きが悪いんだな!」





「そうですね」





「敬語」





「…………そーだね」





 満足げに笑った煉獄さんは、「夕飯を頼んでる!」と言って部屋を出ていった。………別に食べなくてもいいと思うんだけどなぁ……とは思ったが、私が着替えるから出ていってくれたのか、と気づいた。

 おま、そうゆうとこやぞ。









 任務やだなぁ………前よりかは鬼は出なくなったとはいえ、弱くなった訳じゃないしいつ私が死ぬかもわかんないし、怖いよぉぉぉ………でも今日の任務は、家の方だから今日は帰れるかもしれないし。明日休みだし。うん、頑張ろう。
 




 白いベルトをしめ終わったとき、襖が外から叩かれ「着替え終わっただろうか?」と確認された。





「うん、もう大丈夫だよ」







 私の返事を聞いてから襖は開かれ、盆を持った煉獄さんとその後ろに藤の花の家の方が中に入ってきた。









「おはようございます。よくお眠りになれたでしょうか?」






「はい、ありがとうございます。お陰さまで」








 二つの盆が用意され、ホカホカと湯気の立つ味噌汁が注がれた。うわぁ美味しそう……昨日も思ったけど、ここの味噌汁すごい美味しかったな、あとで出汁の取り方教えてもらおう


 

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設定タグ:鬼滅の刃 , 愛され , 冨岡義勇   
作品ジャンル:恋愛
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himeka8170(プロフ) - スイロ。さん» ありがとうございます!完結できるよう頑張ります! (2020年4月28日 8時) (レス) id: d6a519e554 (このIDを非表示/違反報告)
スイロ。 - 初見、 初コメ失礼します!面白いです! (2020年4月24日 13時) (レス) id: 8775389a41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:沼ってます | 作成日時:2019年11月27日 15時

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