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あなたside




エ「な、で...A、おま、死んだんじゃ...」




あ「まぁまぁ細かいことは気にしないの。...はい、とれた。」




その直後、ガシャンと音を立ててエースを拘束していた器具が外れた。




私はその鍵を適当なところに放り投げてから、もう一度電伝虫を口元に寄せた。





あ『センゴクさんには感謝してる。大掛かりな葬式を開いてくれたおかげで晴れて私は自由の身。』




セ「!」




だからこうして堂々とエースを助けに来ることが出来た。





まぁ誰かさんのせいでその努力が水の泡になりかけたんだけどな。





私は桃鳥を一瞥し、瓦礫を蹴り処刑台に飛び降りた。





あ『ねぇセンゴクさん。覚えてるよね?私が海軍に入った条件。』




その言葉にセンゴク元帥は息をのむ。




彼も分かっていたのだ。




そして、彼の恐れていた事態が今まさに起こっている。




不敵な笑みを浮かべながらゆっくりとセンゴクさんに詰め寄る。




あ『“家族には手を出さない”。その約束が破られた今。私にこれはもう必要無い。』




私は羽織っていたコートをエースの方に投げ渡す。




エースは一瞬驚いたものの、上手くキャッチしたコートを掲げ瞬く間に炭へと変えた。




数秒前まではコートだったものは、風に乗ってどこかへ流れて行った。





こうなってしまったらもう後戻りは出来ない。





私はそれを見届けたあと、顔を歪めているセンゴクさんに向き直る。





あ「檻の中の鳥はもう懲り懲り。私の家族に手を出したらどうなるか...分かってるでしょう?」




セ「...お前を、傷付けたくなかった。」




あ「!...うん、うん知ってる。センゴクさんは優しいから、仕事内容も私のは危険が少なかったものばかり。」





センゴクさんには感謝してもし切れないくらいだ。





だが、それとこれとは話が違う。





あ「私はこの日の為に生きてきたの。エースの...家族の為ならこの命散ったって構わない。」





セ「!...そうか、もう覚悟は決めたんだな。」







真剣な表情で私を見つめるセンゴクさんに、力強く頷いた。





センゴクさんは小さく「残念だ。」と呟くと、電伝虫を手に取った。





























セ『皆、驚いて言葉も出ないだろうが、決戦はまだ終わっていない。海賊を...Aを討ち取れ!!!』





その言葉に海兵君達は声を震わせながら叫んだ。

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ユキ - 123に見聞食って書いてあるんですけど見聞色じゃないですか?間違ってたらすみません。 (2019年5月5日 22時) (レス) id: 2a5165e334 (このIDを非表示/違反報告)
雨桜狐(プロフ) - すみません!番外編の続きのやつ兄弟となっていますが、兄妹では??見間違いだったらごめんなさい!! (2019年3月21日 16時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» こちらこそありがとうございます! (2019年1月27日 14時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます! (2019年1月27日 14時) (レス) id: b4a0b1078f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» いいですよ!むしろ載せて欲しいです!笑 (2019年1月27日 13時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかか王子 | 作成日時:2018年12月11日 17時

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