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海兵Aside
「!?は、はいぃぃぃ!!!」
死んだ目で俺を呼んだのは大将であるクザンさん。
暫く放浪していたらしいけど、帰ってきていたのか。
いや、それよりも大将が俺なんかに何の用だと言うのか。
ク「そんなおっきな声出さないでくれるかな...頭に響くんだよね。」
ガシガシと頭を掻きながら、その瞳の下にはうっすらと隈が出来ていた。
不眠症という噂は本当だったのか。
不機嫌そうに眉を顰めるクザン大将に慌てて頭を下げる。
ク「あーいいよいいよそんなの。別に気にしてないから。ただねぇ...」
1泊置いてずいっと顔を寄せてきたクザンさんに思わず肩が揺れる。
ク「次Aちゃんの名前出したらどうなるか、分かってるよね?」
それにコクコクと頷くと、薄い笑顔で満足気に微笑んだ。
「おーい交代の時間だ...ク、クザン大将!?」
ク「...あーえっとなんだ、センゴクさんには内緒ね。」
そう言うとクザンさんは食堂を後にした。
.
「はぁ...寿命が3年は縮んだ...」
「何やったんだよお前。...あぁ、そうそう。交代の時間だぜ。」
「はぁ...なんでこうも忙しいのかねぇ...」
「何でも、“火拳のエース”の処刑日が近いとか何とか。」
そう言うと同僚の男はカウンターの方へ向かってしまった。
通りで、と納得しつつ俺は食堂を後にした。
あぁ、亜瑠中将にも連絡入れないと。
「でも亜瑠中将お出にならないしなあ...帰ってきたら伝えるか!」
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ユキ - 123に見聞食って書いてあるんですけど見聞色じゃないですか?間違ってたらすみません。 (2019年5月5日 22時) (レス) id: 2a5165e334 (このIDを非表示/違反報告)
雨桜狐(プロフ) - すみません!番外編の続きのやつ兄弟となっていますが、兄妹では??見間違いだったらごめんなさい!! (2019年3月21日 16時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» こちらこそありがとうございます! (2019年1月27日 14時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます! (2019年1月27日 14時) (レス) id: b4a0b1078f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» いいですよ!むしろ載せて欲しいです!笑 (2019年1月27日 13時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おかか王子 | 作成日時:2018年12月11日 17時