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あなたside
先程まで賑わってたであろう商店街が一瞬にして恐怖に包まれる。
通行人は震えながら端により、私達への道を開ける。
タダでさえ特徴のある風貌を一際目立たせるこの状況に冷や汗が流れる。
一応変装はしているが、あまりジロジロ見られると此方もバレているのかと心配になる。
隣を見上げ、私はドフラミンゴの袖をくいっと引っ張った。
ド｢どうした？｣
あ｢...戻るぞ。｣
周りに聞こえない声量で囁くと、ドフラミンゴは数秒考えたあとニヤリと不敵に笑った。
ド｢あ？俺とデートしたいって？可愛いヤツだなァ。｣
あ｢なっ...！！...はぁ...｣
声を上げられないことをいいことにドフラミンゴは笑いながら私の頭をポンポンと撫でた。
軽く睨みつけるがニヤニヤと笑うだけ、結局大人しく買い物に付き合うことにした。
ド｢...これとか似合うんじゃねェかな。｣
ボソッと呟いた内容に、私は壁に背中を預けながら、へぇ、と零した。
ファミリーのこと大好きなんだな。
微笑ましい姿に腕を組みながら眺めていると、ふと隣から声がかかった。
｢あ、あの...！｣
｢少し、時間...空いてたりしますか？｣
オドオドしながら声をかけてきたのは同い年くらいであろう数人の女の子達。
｢お茶、しませんか？...っあ、私達が奢るので！！｣
...あぁなるほど。前の世界で言う“ナンパ”とやらか。
あ｢ごめんね。連れがいるんだ。｣
人の良さそうな笑顔を浮かべ、私は女の子達の誘いを丁重に断った。
｢な、なら！その方も一緒に！！｣
中々引き下がらない女の子達に、流石に苦笑を零す。
それにしてもバレないものだな。
そんなことを呑気に考えながら、私は当たり障りのない応えを返していく。
あ｢良い子はもう帰る時間だよ。｣
｢ダメ、なんですか？｣
うるうると瞳に涙をうかべる女の子達に罪悪感を抱く。
.
.
｢俺のツレになんか用か？｣
背後から声を掛けられ、それと同時に鼻を擽った葉巻の匂い。
｢し、失礼しました...！！｣
女の子達は慌てた様子で頭を下げ、走り去ってしまった。
あ｢助かっ...＿＿＿＿＿！｣
｢あぁ、悪かったないきなり。｣
...おいおい。
なんでコイツがここにいんだよ。
.
あ｢...っスモーカー...中将。｣
.
そこには何時ぞやの部下の姿があった。
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ユキ - 123に見聞食って書いてあるんですけど見聞色じゃないですか？間違ってたらすみません。 (2019年5月5日 22時) (
レス) id: 2a5165e334 (このIDを非表示/違反報告)
雨桜狐(プロフ) - すみません！番外編の続きのやつ兄弟となっていますが、兄妹では？？見間違いだったらごめんなさい！！ (2019年3月21日 16時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» こちらこそありがとうございます！ (2019年1月27日 14時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます！ (2019年1月27日 14時) (レス) id: b4a0b1078f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» いいですよ！むしろ載せて欲しいです！笑 (2019年1月27日 13時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2018年12月11日 17時
