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あなたside
寝そべりながら目を瞑り、私は心地良く吹く潮風に身を任せた。
今船が向かっている先はドフラミンゴが王を務めている国“ドレスローザ”。
なんでも正式に加入することになったから顔を出しに行かないといけないらしい。
面倒ではあるがファミリーを名乗った以上、そうは言ってられないのだ。
厄介な問題児が集まる彼らをどう捌こうか考えていると、ふと一つの会話が耳を掠める。
『＿＿＿＿＿＿＿フッフッフ、こんな人気の無ェ所に誘い込んできて、お誘いかァ？』
『ふざけないで、そんな事考えるだけでも吐き気がするわ。』
これは、ドフラミンゴと...羽瑠？
話の内容と声が反響しているあたり、恐らく地下の食料庫にでも居るんだろう。
それにしても相変わらず凄い嫌われようだな。
私は苦笑を零しつつ先程まで考えていた問題を一旦置き、聴覚に神経を集中させた。
.
羽『さっさと離れたいし本題に入るわね。...あなたさっき誰と話していたの？』
ド『さァ、何のことだか？』
羽『っ近づかないで。...貴方、何を企んでいるの。A様に何かするってんなら...殺すわよ。』
ド『気の強い女は嫌いじゃねぇが身の程ってものをわきまえねぇとなァ？』
羽『っ近づかないでって言ってるじゃない！！』
珍しく声を荒らげた羽瑠の声には怒りと焦りが滲んでいた。
どうやらはぐらかされたことに苛立ちを感じているようだ。
私は眉をひそめ見聞色を発すと、壁際に羽瑠が追い詰められている様子が映った。
ドフラミンゴはじりじりと羽瑠に迫っていき、とうとう彼女の逃げ場はなくなった。
ド『フッフッフ、安心しろ。テメェなんざ興味は無ェさ。』
それを言い残すとドフラミンゴは食料庫を後にした。
上手い具合にかわされたか。
ったく、ウチの可愛い羽瑠をあまりからかわないで頂きたいものだ。
私は見聞色を解き、雲ひとつない青空をじっと眺める。
恐らく相手はファミリーのメンバーかなんかだったんだろう。
私は自分で結論づけ、もう一度目を瞑った。
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.
この時、羽瑠にしっかり内容を聞いておけばよかったと後に後悔することを知らずに＿＿＿＿＿
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ユキ - 123に見聞食って書いてあるんですけど見聞色じゃないですか？間違ってたらすみません。 (2019年5月5日 22時) (
レス) id: 2a5165e334 (このIDを非表示/違反報告)
雨桜狐(プロフ) - すみません！番外編の続きのやつ兄弟となっていますが、兄妹では？？見間違いだったらごめんなさい！！ (2019年3月21日 16時) (レス) id: 685a53fe80 (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» こちらこそありがとうございます！ (2019年1月27日 14時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
きなこ餅(プロフ) - 彩乃さん» ありがとうございます！ (2019年1月27日 14時) (レス) id: b4a0b1078f (このIDを非表示/違反報告)
彩乃(プロフ) - きなこ餅さん» いいですよ！むしろ載せて欲しいです！笑 (2019年1月27日 13時) (レス) id: 210da32633 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おかか王子 | 作成日時：2018年12月11日 17時
