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谷崎「僕でいいなら、良いよ」
A「ありがとうございます｡」
前の私は太宰さんのこと好き…だったと思う｡でも、今の私は本当に太宰さんのこと好きなのかな｡だって、最近会ったばかりだし、今と前の私の性格とか違うみたいだし｡正直、谷崎さんに私が太宰さんのこと好きって知ってるかなんて聞いたけどイマイチだし｡
本当に、この気持ちが太宰さんに向けて好きなのかが、知りたい｡改めて、椅子に座る｡
谷崎「頼らないかもしれないけど、話せられる所だけで大丈夫だよ」
A「はい｡」
「えっと正直、ドキドキはしなくて、胸がギューって痛くて、縛り付けられるような感じで」
谷崎「うん、それで？」
A「でも、近寄ってきたり、近距離になる時は、そうはならなくて」
谷崎「うんうん」
A「好きな人に目を合わすことが出来ないって言いますけど、私は全然目を合わせることが出来まして…」
谷崎「なるほどね」
A「どうですか？私っ、もう何も分からなくって」
谷崎さんは、私の話をしっかりと聞いてくれた｡こういう人がモテるんだろうな｡
谷崎「ぼく、Aちゃんの気持ちすっごく分かる！」
A「本当ですか？」
谷崎「うん、言ってもいい？」
A「はい！」
谷崎「これは…恋だね｡Aちゃんは、ちゃんと太宰さんのこと好きになってるよ」
やっぱり、これは好きと言う感情なのか｡でも…こんな私が…。
谷崎「心配しなくて大丈夫だと思うよ｡太宰さんは、どんな姿でもAちゃんのことが好きだと思うよ｡」
谷崎さんの優しい言葉にホッとする自分が居た｡
谷崎さん、モテるな｡＊二回目
するとスマホの着信音がなる｡
谷崎「僕だ｡ちょっと待ってね。」
と言うと席を外し、玄関の方へと行く｡
〜2分後
谷崎さんが戻ってきた｡
谷崎「ごめんね。国木田さんに呼ばれちゃったからそろそろ行くね｡」
A「あっ、はい、ありがとうございました｡」
私は谷崎さんを見送る｡
あ、手を振ってる｡手を振る谷崎さんに対して、私も大きく手を振る｡
………
オレンジピアスの人は谷崎さん
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如月ナツキ(プロフ) - 水瀬琥雪さん» うおぉぉ、読んで下さりありがとうございます！名字が一緒って運命ですかね？笑 応援ありがとうございます！更新楽しみにしてて下さい！ (2022年12月6日 7時) (
レス) id: 2105fe2679 (このIDを非表示/違反報告)
水瀬琥雪 - まさかの、夢主と苗字が同じ！私の場合はみずせって読むんだけどねw更新頑張ってください！！続き楽しみにしてます！！ (2022年12月5日 19時) (レス) @page7 id: 27e17eb645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：如月ナツキ | 作成日時：2022年12月3日 14時
