狂爛の花子さん登場！？ ページ14
と、花子さんが1人で腕を組み佇むメラに気付いた。
「んー？キミ、楽しんでないじゃなーい！」
「メラ、郷に入っては郷に従え、だぞ」
花子さんに続いて、九尾がメラの方向を向く。
「俺は、こういうチャラいのは性に合わん！」
「そんな固いことばかり言ってるから、女子にモテないんだよ」
「！！」
九尾の挑発に、メラはどうやらカチンときたらしい。
怒りのままに一歩踏み出した。
「お前こそ、女子にヘエコラしてるだけのナンパ野郎じゃねぇか！！」
「なら、ここで決着を着けるか！？」
メラと九尾がいつも通り怒鳴りあって、喧嘩を始める。
「あのさぁ、喧嘩はやめようよ」
花子さんが、焦りながら2人の仲裁に入る。
それを聞く耳も持たず、メラと九尾はそれぞれ近くにあったトイレの便座とスッポンを手に取った。
「だから、やめなって！」
だが相変わらず馬の耳に念仏。
メラと九尾はスッポンと便座で戦い始めた。
「このナンパ野郎！！」
「この硬派野郎！！」
それを近くで困ったように見ていた花子さんの目が潤んだ。
「やめてって……言ってるのにぃ……」
その瞬間、目を抑えて泣く花子さんの体が、凄まじい妖気に包まれた。
Aが目を見開いて叫ぶ。
「何あの妖気！？」
メラと九尾の戦いが止まっただけではなく、楽しく踊っていたA達も花子さんに注目する。
「いけません！花子様は、争い事が嫌いなのです！目の前で喧嘩などされると……我を忘れ、妖力が暴走してしまうのです！」
執事が慌てて説明した通り、花子さんは溢れ出る妖気と共に、恐ろしい姿に巨大化しはじめた。
「うわぁああーっ！！」
泣き叫ぶ花子さんの放った妖力で、メラと九尾は吹っ飛ばされてしまった。
『狂爛の花子さん』の登場だ……！
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ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» もう最高でしたね！しかも続編を匂わせてましたし……！……何ですかそれめちゃくちゃエモいじゃないですか！最高です！ありがとうございます！！m(_ _)m (2021年4月2日 21時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - かふぇもかさん» 了解しました！(￣^￣)ゞお願いします！！ (2021年4月2日 20時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 最終回おもしろかったですね！マタロウが最後にシンの経験談の話をするというのはどうですか？ (2021年4月2日 19時) (レス) id: b9853fe50f (このIDを非表示/違反報告)
かふぇもか(プロフ) - ヒメアミさん» ありがとうございます！できたらボードの方に寄らせていただきます…！m(__)m (2021年4月2日 18時) (レス) id: 586d3de0ac (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - かふぇもかさん» はじめまして！！……え！？いいんですか！？むしろこちらからお願いしたいです……！かふぇもかさんの描きたいように好きに描いてやってください！！どうか是非……m(_ _)m (2021年4月2日 18時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
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