絶対焼却炉ゴッドホールYGH99！ ページ7
「確かに、その写真集は捨てても捨てても戻ってきてしまう……」
「どうすりゃいいんだ……」
コマとメラが、揃って頭を抱えた。
そんな時、学園長がおもむろに口を開いた。
「……一つだけ方法がある」
「えっ？」
皆がまじまじと学園長を見つめる。
学園長は、「起動！」と叫んで握りしめていたスイッチをポチッと押した。
すると学園長室のある部分の床がひっくり返り、『Y』の形の本棚が出てきた！
「ブックシェルフ〜」
「わーっ！」
皆の注目が、一瞬にしてブックシェルフに向く。
「床から本棚が！？」
「すげーっ！」
改めて、仕掛けだらけの学園である。
しかし皆の目の前のブックシェルフには、何も入っていない面があった。
ジンペイがそれに気付く。
「……あれ、何であっちの棚はスカスカなんだ？」
「そこには、アイドル写真集がギッシリ並んでいたのだ……」
「「「「ええっ！？」」」」
皆が思わず声を揃える。呆れ半分驚き半分と言った感じだ。
「だが、全て処分した。これも娘を愛する父親ゆえの苦痛の選択だ」
「そんな大袈裟な事ですか？」
マタロウがすっかり呆れる。
「残るはあと一冊、『ピンクの誘惑』だけなのだ！……そこでだ」
学園長が、ブックシェルフから分厚い本を1冊取って皆に見せた。
「その本は！？」
「Y学園の秘密が記された百科事典……その名も、『Y辞苑』だ！！」
「「「「Y辞苑！？」」」」
そんなものがあったとは。
4人はまたも声を揃えた。
「これを見てくれ」
そう言いながら、学園長はY辞苑のあるページを広げた。
そのページに載っている写真には、山のようなものが映っている。
「何だこりゃ？」
メラが他の3人の気持ちを代弁して尋ねると、学園長は誇り高げに答えた。
「Y学園が誇る大規模焼却施設、焼却炉マウンテンの頂上にある『絶対焼却炉ゴッドホールYGH99』である！！」
かなり恐ろしげな名前だ。
学園の敷地内に焼却炉まであるとは、流石Y学園である。
「えっ……『絶対放課後はバットとボールで野球』……？」
「全然ちがーう！！『絶対焼却炉ゴットホールYGH99』！よく聞き間違えたな！」
ジンペイのまずあり得ない聞き間違いに、マタロウが間髪入れずツッコんだ。
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ヒメアミ(プロフ) - なのはさん» ぜひぜひ楽しみにしていてください！！期待に応えられるよう頑張ります！妄想が捗りますねえ……グヘヘ……あれ？パトカーのサイレン音がどこからか…… (2021年5月30日 16時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - ヒメアミさん» そうなんですか！楽しみにしてます！それまで一人で妄想しときます。ぐへへへへへへ｛お巡りさーんこっちですー！こっちに変◯がいますー！｝ちょっま、やめてぇええええ！ (2021年5月30日 2時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - なのはさん» 全部読んでくださったんですか！お疲れ様です！面白いだなんて嬉しいです！分かります、私もすと○りの皆さんが演じているキャクラター達を早く出したいです！そして夢主と絡ませたい……いいですねえ、恋のライバル！！実際チアキ君はそうする気満々ですし……ﾆﾔﾆﾔ (2021年5月29日 21時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - こんにちは！やっとここまで来れました！今回も面白いです！早くチアキ君とかしのぶ君とかワカタ君とかハルキ君出て来ないかなーって思ってます(*´∀｀*)←リスナー 恋のライバルとかになったら面白ろそうって妄想しながら過ごしてます(ﾆﾔﾆﾔ)｛お巡りさーん！｝ (2021年5月29日 12時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 猫猫さん» ありがとうございますはこちらのセリフです(´；ω；`)本当にありがとうございます！！泣きそうです……！画力・文才・語彙力、どれもまだまだなのにも関わらず褒めていただき光栄です！1番好きだなんて嬉しいです！めちゃくちゃやる気出ました！！ (2021年5月22日 20時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
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