マタロウ君はスライム！？ ページ31
楽しそうにくるくる回りながら自分の服を見ていたAが、ここで1人足りない事に気付く。
「そういえば、マタロウ君は？」
微笑みながらAを見ていたフブキとコマ、はしゃぎながら剣を振り回していたジンペイもその事に気付いて、皆で周りをキョロキョロ見回し始めた。
──その時、皆の足元からよく聞き覚えのある声が聞こえた。
「僕はここだよ！」
この声、もしかして……。
一同が自然と視線を下げる。
「その声、まさか……」
マタロウを視認したジンペイの目が、一気に丸くなった。
「あれっ？皆、大きくない？」
状況を理解できていないのは、もはやマタロウのみ。
フブキが黙ってしゃがみ込み、大きな手鏡をマタロウに見せた。
その鏡に映っていたのは……丸メガネをかけた、緑色のスライム！
「何で僕だけスライム！？」
やっと状況を理解したマタロウは、絶叫に近しい大声を上げた。
他の4人がRPGの役職風の服装をしているのにも関わらず、マタロウはただ1人、まさかのモンスターである！
ジンペイは笑い転げ、他の3人もジンペイほどではないものの笑っている。
「ちょっと皆、笑いすぎだから！！」
恥ずかしいやら何やらで、マタロウが叫ぶ。
「マタロウ君スライム、可愛い〜！」
「ｶ､ｶ､ｶｶｶｶ……ｶﾜｲｲｯ!?」
可愛い物大好きなAがマタロウに満面の笑みを向けると、マタロウスライムの緑色が真っ赤に染まった。
しかし、すぐにキリッとした顔になる。
「いやぁ、それを言うならAさんの方が……」
巫女Aの想像を絶する可愛さを褒めようとしたマタロウだったが、絶妙なタイミングでジンペイがくしゃみをして有耶無耶になってしまった。
偶然かわざとか……。
ジンペイの性格とマタロウがAに可愛いと言われまくっている現状を踏まえると、後者かも知れない。
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ヒメアミ(プロフ) - なのはさん» ぜひぜひ楽しみにしていてください！！期待に応えられるよう頑張ります！妄想が捗りますねえ……グヘヘ……あれ？パトカーのサイレン音がどこからか…… (2021年5月30日 16時) (
レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - ヒメアミさん» そうなんですか！楽しみにしてます！それまで一人で妄想しときます。ぐへへへへへへ｛お巡りさーんこっちですー！こっちに変◯がいますー！｝ちょっま、やめてぇええええ！ (2021年5月30日 2時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - なのはさん» 全部読んでくださったんですか！お疲れ様です！面白いだなんて嬉しいです！分かります、私もすと○りの皆さんが演じているキャクラター達を早く出したいです！そして夢主と絡ませたい……いいですねえ、恋のライバル！！実際チアキ君はそうする気満々ですし……ﾆﾔﾆﾔ (2021年5月29日 21時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
なのは(プロフ) - こんにちは！やっとここまで来れました！今回も面白いです！早くチアキ君とかしのぶ君とかワカタ君とかハルキ君出て来ないかなーって思ってます(*´∀｀*)←リスナー 恋のライバルとかになったら面白ろそうって妄想しながら過ごしてます(ﾆﾔﾆﾔ)｛お巡りさーん！｝ (2021年5月29日 12時) (レス) id: 4035e5a938 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - 猫猫さん» ありがとうございますはこちらのセリフです(´；ω；`)本当にありがとうございます！！泣きそうです……！画力・文才・語彙力、どれもまだまだなのにも関わらず褒めていただき光栄です！1番好きだなんて嬉しいです！めちゃくちゃやる気出ました！！ (2021年5月22日 20時) (レス) id: 773d896b8c (このIDを非表示/違反報告)
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