43,発明ガール再来！ ページ48
「そういえば、少人数のクラブは部室を共有するって言ってました！」
コマが言う。
考えてみれば、YSPクラブの利点など、「Aと一緒にいれて、眺めてられる」位の物だ。
「ム〜リ〜！絶対ム〜リ〜！」
勢いよく両手を合わせた後突きだし、とにかく拒否しまくる！
「楽しくなりそうだな！マタロウ！」
ジンペイが、無理矢理マタロウを自分の方に引きずり込む。
「入部希望者、ご案内〜♪」
「ヤダヤダヤダ！オカルトよりヒーローがいい！ヒーロー同好会ーっ！」
必死の抵抗を続けるマタロウ。
そんな慌ただしい部室のドアが開く。
「あの〜…YSPクラブって、こちらですか？」
現れた女子生徒は…
「姫川フブキちゃん！？入学式の！」
Aが目を見開く。
「そう！その、姫川フブキ！また会ったね♪」
「うん！久しぶり！」
何気に打ち解けてる2人。
コマがフブキに声をかける。
「入部希望ですか？」
「…ということは、フブキさんもオカルト好きとか！？」
何を言っているのか分からないと言う表情で、フブキが言う。
「…え？ここって、YSPクラブですよね？すなわち
Ｙ 夢見る
Ｓ 少女の
Ｐ パワードスーツ
クラブ、ですよね？」
「ズコーーーッ！！！！」
何じゃそりゃ！？
その場のフブキ以外の全員が、見事にずっこける。怨霊達さえも。
だが、ジンペイはすぐ起き上がると、入部希望者歓迎モードに。
「ようこそ！夢見る少女のパワードスーツクラブへ！」
「そこっ！嘘ついてるよね！」
「この男女比率で『夢見る少女』はかなり無理あるから！」
マタロウに続き、Aもジンペイにツッコミを入れる。
「今日からよろしくお願いします♪」
フブキが一礼する。
「よろしくね！私女子1人で少し心細かったの！」
「何だ、そんな事なら俺に言ってくれれb…」
「Aちゃんよろしく♪」
ジンペイを完璧無視するフブキとA。
ブーブーふてくされるジンペイを横目で見つつ、マタロウの目はしっかりAを捉えていた。
クラスのマドンナ、YSPクラブのマドンナにも言う事無しで君臨しているA。(YSPクラブにはフブキがいるけど、まぁ)
今は、目を合わせただけで心臓がバクバク言うけど、可愛い顔が拝めるなら文句は無い。もう、逃げられない。
こうして、…YSPクラブのメンバー(マタロウとAが前にいるけど)が花畑で微笑んでるビジョンの中…マタロウはYSPクラブという謎のグループと、『たまたま』関わる事になってしまった。
だけど、まさか自分達がこのY学園の未来を背負う事になるなんて、この時はまだ誰も気がついていなかった…。
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
