37,獅子黒、成敗！ ページ42
「じゃかぁしいぃ！覚悟しいやぁぁ！」
狂気の増した獅子黒に、紅丸はすかさずYSPウォッチにYメダルをセットした。
ワーイ！エグゼキュート！
ウォッチが反応し、紅丸の剣を炎が包む！
「怒髪天 横一文字斬り！！」
紅丸が目にも止まらぬスピードで、獅子黒の後ろに回る。
紅丸が通った跡は炎と化して燃え盛っている。
「……」
A、コマ、マタロウ、そしてこれには獅子黒も、今何が起きたのか分からず無言で立ちすくんでいる。
だが、その一瞬の沈黙を、紅丸が破る！
「成…敗…」
紅丸が剣を鞘に納めた瞬間、獅子黒は
「ぐはっ！」
と、技名通り横一文字に斬られ、消えた。
紅丸が締めに決め台詞。
「また、つまらぬ物を斬ってしまった…」
「『また、つまらぬ物』キターッ！」
マタロウが鼻息荒く叫ぶ。
皆を苦しめた怨霊･獅子黒に勝利した紅丸に、皆ノリノリだが、もう1人忘れてはいけない、そして今回の討伐対象の人物がいる。
その人物メラは、ゆっくりと拍手した。
「ほぅ、妖力で変化した戦士か」
「妖力で『変身』した『ヒーロー』でお願いします」
Aの発言に、皆の引き締めた気が緩む。
「ヒーローだろうが何だろうが、この俺様自身でお前をぶっ倒してやる、猫野郎」
今まで座っていた玉座から立ち上がり、メラはナックルをはめると、素早く攻撃！
「うぉおりゃああっ！」
さすが『番長』、繰り出される攻撃の1つ1つが強力だ。
だが、紅丸はそれをしっかり防ぐ。…防ぐのみで、攻撃をしようとしない事に、Aは疑問を抱いた。
「百獣ナックルッ！！」
メラの拳を赤い妖気が包み、そして無数にパンチ！
パンチの1つだって目に止まらない攻撃。
YSPウォッチが無ければどうなっていたことか…
Aがそう考える。
そして！その中の一発が紅丸に当たり、爆発。
後ろに飛ばされる紅丸を、3人で支える。
「ぐっ…」
「やはり相手もYSP能力者…」
Aが眉をひそめる。
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
