妖怪学園Y〜姫はHEROになれるか〜

32,舞姫召喚！ ページ37

ジンペイ、コマ、マタロウ、Aは必死にバケーラにエールを送る！
マタロウなど、どこでどう着せられたのか知らんが、チアガールの着るワンピースに身を包み、もはや何でもアリ。

「バケーラちゃん、ゴーファイトイン！ゴーファイトイン！諦めないでー！」

Aも、どこからか持ってきたポンポンを振り回し応援！
だが、バケーラはサンドバッグの様にひたすら殴られ、全く役に立っていない。

「もっと頑張れないのかよーっ」

ジンペイが不満げに肩を落とす。
皆もどうするべきか頭を抱える。
すると！

「…待って。私も呼び出せるじゃない！」

Aはそう言いながら、舞姫の召喚メダルを取り出した！

「あっ！」

「盲点！」

「いけっ！」

コマ、マタロウ、ジンペイ、三者三様の反応。
Aは早速Yメダルを人差し指と中指で挟み、親指を立てて手をピースの形にする。
それをAの目の前の、Aから見て左側から右側に素早く動かし、ウインクを決める。

「あなたに任せるわ！舞姫！」

そう言いながら、メダルを構えた手をくるりと回転させ、YSPウォッチにセットする！
ワーイ！と、ウォッチが反応すると、Aはウォッチの文字盤を回した。

カモンゴースト！

舞姫の凄まじいエネルギーがウォッチからあふれでる。
そしてそれは弾け、舞姫登場！

「舞姫！舞いります！」

「お〜っ！」

続々と怨霊が召喚され、テンションが上がる皆。

「舞姫！バケーラちゃんをボコボコにしてるあの怨霊を倒して！」

「了解！…って、何あの柄悪い奴等！あんた達はいつからヤンキー退治を引き受ける様になったの？」

「ヤンキーじゃなくてあいつは番長なんだ！あいつを倒さねぇとえんら先生のテストに合格できない！」

手っ取り早いジンペイの説明。
何とか舞姫が状況を把握する。

「成程…要はあの獅子黒って言う奴は、あんた達妖気使いでも歯が立たなくて、YSPウォッチで化け猫を召喚してみたものの、全く役に立ってないのね？」

「凄い理解力！」

純粋に、4人が驚く。

「そりゃあ、ね！よし、任せときなさい！圧勝できる余裕は無いけど！」

「無いんかい！」

堂々と言う舞姫に、マタロウが突っ込んだ。




どなたかリクエスト下さい…！m−−m
一年生メンバーで…！
今流行りの○○してみたされてみたとか、純粋にこういう話が読みたい！とか…
お願いします…！

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