23,保健室に呼ばれた訳！ ページ27
えんら先生とA達の接点と言えば、今朝バケーラを倒した事だろうか。
そのお礼を、今からしてくれるのだろうか。
Aの頭の中が？でいっぱいになる。
一方マタロウはマタロウで、思惑を巡らせていた。
(もしかして、大人の女(ヒト)が手とり足とり、あんなことやこんなことを教えてくれるっていう…あの…いわゆる…禁断の個人授業が始まるというのか！？)
マタロウの妄想はエスカレートし、鼻血がタラーッ。
(あ、鼻血がっ！？ヤバい！この胸の高鳴りをおさえられない！！)
マタロウは不審者並みにムフフフッと笑いながら、えんら先生と、それについていく3人の後を追った。
そして、保健室。
中に入っていった4人。
流石に堂々と登場！…と言う訳にもいかないので、ドアをほんの少し開けて、中の4人の様子(正確にはバケーラと舞姫もいる)を覗く。
「なぜ、ここに呼ばれたか、分かる？」
えんら先生に問われ、ジンペイは心臓バックンバックン、ドキドキしつつ答えた。
「それは、お礼にあんなことやこんなことを…」
アホなのか。Aはその思いを口に出す事無く、ジト目でひじアタックと言う物理攻撃で表した。
「いってぇ！！」
「ジンペイ君、コマ君、Aちゃん」
「えっ？」
3人が不思議そうな顔になる。
先生は続けた。
「YSP基準合格って、どういう事なのか考えなかった？」
「それは…
Ｙ ヤバいくらいに
Ｓ 素敵な…♪」
「違うって！」
コマの突っ込みと同時に、Aのハリセンフルスイングが見事にジンペイにヒット！
吹っ飛ばされるジンペイに、コマも
「ホームラン！」
と続いた。
そんな茶番ムードを一気に崩したのは、立ち上がった先生。
「YSP基準とは、霊的に大きなパワーを持つ能力者の基準よ！」
その一言に、廊下で覗き見していたマタロウも、つい身を乗り出した。
24,カッコいいYSPウォッチ！→←第２章 22,ヒーローになった猫！？
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純白の翼ことさくらもち - うーーん、次の話のところの字が見づらいです…でも、めっちゃおもしろろいので応援してます！！ (2020年11月3日 14時) (
レス) id: 89c1acd712 (このIDを非表示/違反報告)
みみ - とっても楽しみにしています。 (2020年7月11日 21時) (レス) id: 2c5109f76b (このIDを非表示/違反報告)
ふぅわ(プロフ) - 初めまして！ふぅわと申します！ 凄くいい作品ですね！尊敬します！！ もしよかったら、こちらの作品には到底及ばず、まだまだなんですが、私の作品も見てくださると嬉しいです！ ずっと尊敬し続けます！！！(><) (2020年4月20日 15時) (レス) id: 179d3b1197 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - 続編楽しみにしてます！ (2020年2月1日 19時) (レス) id: 8fbce785a8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒメアミ(プロフ) - ミアさん» 全然返信できず申し訳ありません！いつもコメント本当にありがとうございます！…はい！アニメ超面白かったですね！「ゲスノート」はまだ見てなくて録画見るんですけど、昨日のアニメは見ました！確かに活躍してたし、ハッピーエンドで良かったです！ (2020年2月1日 17時) (レス) id: fb659ead07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヒメアミ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HIMEHP/
作成日時：2019年12月23日 18時
