【ヒプマイ】新ディビジョン ハラジュクディビジョン【ヒプノシスマイク】

四郎「1話です。まだ僕が山田四郎だった時の話…」 ページ3

四郎sied


初めてまして山田四郎と申します


僕は名前の通り山田家の四男です。兄は…いえ兄達はBuster Bros‼!というラップグループを組んで

いて今度ディビジョンラップバトルに出る自慢の兄です。

毎日朝の役割分担をこなして学校に行き帰ったらすぐに依頼に行く毎日がこれの繰り返し

周りから見たら「仲が良い文句なしの兄弟」ですが僕には悩みがあります。それは


「居心地の悪さとプレッシャー、仲間外れ」


この３つ。居心地の悪さと仲間外れは兄3人がチームを組んでいて僕が依頼に出てる時は兄達は大体まだ学校かラップの練習です

バトルに備えて練習は必要です。ですがそれが毎日続くとなると3人だけの輪が出来上がり僕だけその輪に入れず僕だけ独りの世界に居るという感じに錯覚してしまい家に居て辛くなります

プレッシャーというのは兄3人がチームを組んで兄弟唯一僕だけ組んでいないという事

兄は僕がまだ小学生だからという意味もあると思うが僕は自分の力が足りてない。このままだと足手纏いになると思ったから。

でもチームに入れなかったのは仕方ないと思っています。だから兄達が頑張っているから僕が依頼をたくさんこなして家計を支えなければいけないんです。

頑張って頑張って頑張って兄達に迷惑をかけないように。と思うだけで謎のプレッシャーに圧されて息苦しさを感じます

だから今夜家を出ようと思います…ハラジュクに


ハラジュクは今無法地帯で治めるには危険なことしかありません。ですが逆に治めることによって僕は強いんだと見せつけてやりたい。

そう思った時にはすでに行動に移していた。

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