二十三話 ページ25
Aside
朝いつものようにきんときが起こしに来た、まあ声を掛けられるだけで私が起きるわけもなく(
kr「お嬢、朝です」
きりやんはずかずかと部屋に入ってきて、最初こそ注意していたきんときももう慣れた様子
A「学校休む寝る…」
kr「寝言言ってないでさっさと起きてください」
今日はいつも以上に眠いしぼーっとするため、お姫様抱っこで運ばれようが抵抗せずにぐったりとして体が動かない
kr「…お嬢？」
前回抵抗された持ち方で何も言われないのを不思議に思ったのか持ち上げてぐったりした時点で少し心配された
A「…あたまいたぃ…」
今の率直な感想だった
kr「…それは無理に起こして申し訳なかったです、寝ていてください、学校には連絡しておきます、熱は…」
おでこをこつんとくっつける
kr「ありますね…食欲はどうですか？」
A「…ちょっとある」
すると、待っていてくださいと言ってもう一度ベッドに寝かせられた
A「豚平に連絡…」
生憎スマホは机の上、取りに行くか？
A「少しの距離だし…」
重い腰を持ち上げ机にはたどり着いた、そして豚平にラインで今日学校休むと伝える
A「戻るのつっら…」
ベッドまではいけた、でも体が持ち上がらない
kr「お嬢…！寝ててくださいって言いましたよね俺！」
A「だって豚平がうちに来たら無駄足じゃん…」
それもそうですが、と言った後に付け足す
kr「自分を大事にしろと言ったのはお嬢ですよ、お嬢こそ疎かになってませんか」
怒るのではなく、優しく、心配の入った声色で言われる
A「…ごめん」
kr「…俺は心が広いんで許します、ご飯、持ってきましたけど食べます？」
自分で言うかそれ()ご飯は食べる
kr「体だけ起こした方が食べやすいか…」
すると急に私を持ち上げ自分の膝に乗せた
kr「これなら俺に寄りかかれるし、腕をあげるのが辛かったら食べさせられます」
いつもなら、恥ずかしさを紛らわすためにどっか叩いたり逃げたりしていただろうが、今はそんな気力もない、でも、なぜか安心できる
A「腕…あげるの辛い」
kr「じゃあ食べさせますよ」
好きなだけ我儘言っていいですよ、と言われた
A「食べるのは、なんでもいい…全部好き」
そう言えばおかずとご飯を交互に食べさせてくれる、なんかこれ食べたいなって思ったものを食べさせてくれるからすごいなぁって
少し疲れて後ろに寄りかかる
とても安心できた
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しーくれっつ - ウルフさん» やらかしてましたありがとうございます((( (2020年9月13日 9時) (
レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ウルフ(プロフ) - 解説が開設になってますよ！ (2020年9月12日 22時) (レス) id: ede37b31a1 (このIDを非表示/違反報告)
しーくれっつ - ねこ丸さん» ただいまです！ゆっくり休みました…(15時間も寝ちまったぜがはは()ありがとうございます！がんばりまっせ！！ (2020年9月5日 19時) (レス) id: 80357f84a1 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ丸(プロフ) - 修学旅行からおかえりなさいデス！帰ってきたところだと思うのでゆっくり休んでください！ゆっくりでも楽しみにしています！(ゆっくり休んでくださいね！) (2020年9月5日 19時) (レス) id: fe4eb2c8c6 (このIDを非表示/違反報告)
華倭蒔羅 殺厦 - 此方こそです！ (2020年8月15日 11時) (レス) id: 2e0c73b08c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーくれっつ | 作成日時：2020年7月29日 19時
